■押したくなるスイッチ第2弾 「仮装大賞パネルと審査員ボタン」の製作 〜 道のり13(完結編)

■完成■

構想から4年以上費やして製作した「仮装大賞パネルと審査員ボタン」ですが、期間が長すぎましたねぇ〜
材料探しも大変でしたが、部品代も相当掛かっています。

最後に製作の苦労を振り返りながら、記念撮影をしたいと思います。

   

▼実寸大審査員ボタン▼

ワイヤード接続で誤動作がなく、レスポンスの良い審査員ボタンが出来上がりました。


そっくりなコントローラーとは言えませんが、
それなりに完成度の高いデザインになりました。

アクリル板で製作した電球カバーも、
ホットガンで綺麗に曲げることが出来ました。

LED電球でケース内の発熱も気になりません。

名札プレートには好きな名前を入れることが可能です。

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▼ミニサイズ審査員ボタン▼

ワイヤレスシステムを採用したので、ちょっと離れた場所からでも得点を入れることが出来ます。
乾電池駆動なので、仮装パネル本体が無くても電球だけ点灯させる遊びも可能です。


結構、可愛いサイズで仕上がりました。

LEDは10秒程度で自動消灯します。

アクリルカバーのお陰でLEDの点灯が見やすいです。

ミニコントローラーは何個か製作しました。

実寸大と比べると、ミニバージョンは結構小さいです。
ちなみに、1台だけ初回限定モデルで、キーホルダー取付金具付きです。

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▼制御コントローラーBOX▼

目立たない存在ですが、一番重要な「制御コントローラー」です。コレがないと電源すら入りません。
昔ながらの回路しか設計できないので、ケース内は基板だらけです、もう少し新しい技術を取り入れたいです。

背面の8DIN端子(3系統)は、ワイヤレス受信機ユニットや、有線タイプのコントローラーを接続する端子です。
(ケーブルを手軽に延長出来るように、8DIN-LAN端子変換アダプターを追加で作りました。)

効果音用のパワーアンプはスペース的に内蔵が困難だったので、市販品のアンプを外部接続する方法で回避しています。


前面パネルには「モード切替」「リセットスイッチ」「電源スイッチ」
「テストスイッチ」などを取付けてあります。

背面は、各コントローラーの入出端子や、スピーカー/アンプ接続端子/
ライン入出力/仮装大賞パネル用接続端子などです。
  MODE1 TV互換モード テレビ番組と同等の操作が可能です。(コントローラー最大10台使用の場合)
  MODE2 「1人で審査員」体験モード 自動的に13点まで点数が入ります。持ち点2点で、合格/失格にすることが可能です。
  DEMO デモンストレーションモード 一定間隔で自動的に20点までの点数が入ります。(コントローラーの操作不可)
  SOUND サウンドメーターモード 外部音声入力へウォークマン等を接続することで、大型サウンドメーターになります。

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▼仮装大賞パネル▼

レーザー加工機・3Dプリンター・基板加工機・フライス盤など、所有している加工機をフル活用して何とか仕上がりました。

テレビ放送で利用されている実物大とは全然大きさが違うので、圧倒的に迫力では負けてしまいますが、
雰囲気は損ねないように細かい部分まで丁寧に作り上げました。 (自作した仮装大賞パネルは高さ2400mmです)

今まで製作した中では大きい材料が多く、加工するスペース確保が大変でした。


120個のLED配線は大変でした。
上部の模様も雰囲気良く出来ました。

写真で見ると、合格している感じが
伝わりませんが、120個のLEDが、
時計回転で綺麗に点滅/点灯しています。

効果音も大音量で再現できます。


スタンド内にスピーカーを内蔵させたのは、
正解でした。移設/移動がとても楽です。

消灯時 (全体写真)

点灯時 (全体写真)

裏側はスッキリしてます

裏側は開閉可能です。

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■完成■

今回の製作は「3Dプリンター/3D-CAD」が大活躍でした。
フライス盤を使って手作りしていた時より
完成した時の達成感は、残念ながら半減していますが、
それでも、完成度は上がりました。

レーザー加工時のレーザー出力/速度設定も、
何かと回数が増えたことで失敗が減りました。

ちなみに、今回の製作費用(部品代)ですが・・・
部品点数が多いので、数十万円になりました。

まだまだ、作りたいモノが多いので、
少しペースアッフして作りたいですね。

自己満足度 ★★☆☆☆
(ちょっと製作期間が長すぎました)

最後に、Youtubeに動画をアップしています。
興味ありましたらご覧ください。
「仮装大賞パネルと審査員ボタン」完成

 

製作中〜完成までの写真を多少大きい写真で下記で紹介しています。
「メカトロライフ 仮装大賞パネルと審査員ボタン 〜押したくなるスイッチシリーズ第2弾〜」

 

注意*毎回のことですが、製作依頼は、一切お断りをしております。 2個目は作っていても全然楽しくないので・・・ (メールを送る前にコチラをお読みください)

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