■週刊 ナイトライダー KNIGHT 2000 K.I.T.T. 製作への道のり3

「週刊ナイトライダー」第4号に同梱されていた、ダッシュボード周辺の改造の続きをします。

▼デジタルパネル改善の続き▼

先日、実験的にスーパーファイン紙に印刷してサイズの確認をしましたが、
今回は、LED点灯実験をしたいので、「バックライトフィルム」を利用します。

ちなみに、インジェット対応のポリエステル素材(0.22mm厚)のロール紙(A0サイズ)を所有しているのですが、
ちょっと大きすぎるので、はがきサイズに用紙をカットしてから利用しています。


写真画質(きれい)設定で、印刷してみました。

裏側はポリエステル素材で丈夫です。


印刷した用紙を
試しに裏側からチップLEDを使って点灯させてみました。
綺麗な発色で細かい文字も、
ギリギリ読めそうで読めない感じです。
まぁ、妥協出来る範囲です。

ただ、ちょこっと不満な部分がありまして・・・、

バックライトLEDを消灯していても、元々、用紙に色(赤や黄)を入れた状態で印刷をしているので、
バックライト点灯をしていなくても、デジパネが起動しているように見えてしまいます。

何か良い方法が無いかと検討した結果、
「色付き」と「色無し」の2枚重ねで何とか再現出来ないか実験してみます。


透過タイプの用紙に印刷してから・・・

2種類の用紙を重ねて接着します。


高輝度チップLEDを仮に内蔵させて・・

先ほどの2枚重ねのパネルを貼ります。

未完成のダッシュボードに仮取付をして点灯実験をしてみることに・・・


未点灯時

点灯させると、こんな感じです。

高輝度チップLEDを一個しか使用していないので、明るさにムラがありますが、
何個か使用すれば実用的な発色と輝度になりそうです。
これで、デジパネが起動しているか、していないかハッキリ区別出来るようになったので、この方法で製作を進めたいと思います。


左側のデジパネ部分はちょっと曲げました。

前のページで紹介していたデジパネより雰囲気が良くなりました。

第4号に同梱されていた「ダッシュボード」部分は、もう少し時間を掛けて作り続けたいので、
既に届いている、第5号・第6号のパーツ類をパッパっと組立てしまいます。

ダッシュボード部分の続きの作業は、5号・6号の組立後に作業を再開します。

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▼第5号▼


第5号
(2021年2月9日(火)発売)
地域限定版の発売日
第5号は「ナイトフラッシャー(スキャナー)」です。

ナイトフラッシャーを点灯させて遊ぶだけなら、スイッチ付きの
電池BOXも付属しているので、この一冊を購入するだけで実現できます。

ちなみに、今回の組立説明書には「ステアリングホイール」の組立もありますが、
既に、第4号に付属していました。第5号に付属していたのは、
スキャナー基板・スイッチ付き電池BOX・フレームクロスメンバー(右前)です。

先ずは、同梱されていたナイトフラッシャーを見てみたいと思います。


フレームクロスメンバー(右前)が付属していますが、
今回の組立には使用しないので保管扱いです。

ナイトライダーには絶対必需の
ナイトフラッシャーを早速点灯実験

デアゴスティーニに付属したナイトフラッシャーは往復速度は約2秒くらいでした。
(ちなみに、アオシマのプラモ用が往復速度が1.4秒くらいなので、アオシマ製と比較すると、ちょっと遅い点灯のようです)


ナイトフラッシャーの取付は簡単です。

フロントノーズに取付けると雰囲気良い点灯です。

ちょっと残念だったのが、全点灯〜往復点灯になる仕様ではありませんでした。(スイッチを入れると直ぐに往復点灯)

シーズン1がベースなので多少期待していたのですが、往復点灯のみでした。(残光はあります)

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▼ナイトフラッシャー改善▼

ナイトフラッシャーのスキャナーハウジングの形状が、購入前から気になっていました。
どうしても、LED周辺が丸くなっているのが、気になって改善したくなります。


これが、付属していた
「スキャナーハウジング」

実験的に3Dプリンターを利用して、
ハウジング部分を作ってみます。

長さ、高さ、角度など調整しながら、
それらしい形状に近づけました。

試作品は、フィラメントタイプの3Dプリンター作っていましたが、小さ過ぎて細かい部分が再現出来ないので、
光造形式(UV)3Dプリンターに変更をして完成品として使用する「スキャナーハウジング」を出力してみたいと思います。


久々の登場、UV3Dプリンターを利用します。

サイズが小さいので1時間35分程度で完成(214層)


UVプリンターの経験値が浅いので、同時に
何個か作って出来の良いタイプを採用します。

2次硬化をさせないと、フニャフニャ素材なので、
UVライトを使ってカチカチに固めます。


これが完成した、スキャナーハウジング
LEDの配線を通す細い穴も、
綺麗に再現していて、
手間を暇掛けた甲斐があります。

ヤスリ掛けをして、
表面を綺麗に仕上げて、
チップLEDを配線する準備をします。

赤色チップLEDは、高輝度タイプの「UR1111C」を利用して、配線には0.23mmのポリウレタン銅線を利用


1.6mm x 0.8mmサイズです。

ポリウレタン銅線にハンダ付け

ハウジングの穴に通します。

小さいLEDでしたが、チップLEDを上手く固定してハンダ付けをすれば意外と簡単な作業です。


LEDを中心に配置して・・・

色合いと輝度をチェックします。

赤フィルター越しもチッェク中

特に問題が無かったので、全てのLEDを同じ作業をしてハンダ付けします。


チップLEDを地道に接着固定します。

裏側は配線が重ならないように接着


8個のLEDがハンダ付け&配線完了しました。

細い銅線を利用したことで裏面はスッキリです。

この続きは、「週刊 ナイトライダー KNIGHT 2000 K.I.T.T. 製作への道のり4」で紹介します。

*注意* 週刊ナイトライダーは毎週パーツが届きますが、毎週ホームページを更新する気持ちはありません。
全110号が届くと同時にお披露目が出来ればと思っていますが、2年以上先の話なので予定は未定です。
気長に更新をお待ち頂けると幸いです。

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