■ミニ・スペースハリアー筐体製作への道のり2 |
2013年に計画を立てたものの、他の製作物を優先して何も先に進んでいませんでしたが、
レーザー加工機を購入したことで、面倒だと思っていた部分が完成度良く加工出来そうなので製作を再開することに・・・
▼加工用のデータ製作▼
今までは、「ワンダーランド」で撮影して写真を参考にして、ラベルプロデューサーでデータを修正しつつ
印刷した用紙を元にシナベニア材を利用してカットしたところで中断していました。(もう4年前)
ただ、今回レーザー加工機の加工面積が広がったことで、加工機で木材がカット出来るようになったので、
「Inkscape(インクスケープ)」を利用してベクターデータ化します。
実寸と写真から推測した寸法を元にした数値を参考にして・・・ |
Inkscapeを利用してコツコツと加工データを自作します。 |
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当時撮影した写真を貼付けながら比率を確認します。 |
メイン部分は着々と図面が出来上がってきたので、 スペハリのアーケード基板を入れるスペースを 確保しようかと基板を実寸して設計図に 配置をしようと思ったら、 ミニ筐体が小さすぎで、 |
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筐体を大きくするか、液晶モニターを大きくするか、基板を入れるのを諦めるか、何パターンか考えてみました。
■デフォルメタイプ(左) | 8インチ液晶モニターを利用して、筐体サイズは8インチモニターがギリギリ入る小型タイプ、ゲーム基板は外部接続 (全長50cm) |
■正統派タイプ(中) | 8インチ液晶モニターを利用して、筐体サイズは8インチモニターと比率を合わせるタイプ、ゲーム基板は外部接続 (全長64cm) |
■コダワリタイプ(右) | 10インチ液晶モニターを利用して、筐体サイズは10インチモニターと比率を合わせて、ちょっと大きめ筐体で スペースハリアーのゲーム基板がピッタリ台座に入るタイプ (全長88cm) |
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検討した結果、「正統派」+「コダワリ」の 良い部分を採用しました。 8インチ液晶モニターを利用して、 それでも、基板サイズが大き過ぎて (本当はコダワリサイズが一番良いのですが、 |
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▼レーザー加工開始▼
レーザー加工機調整後に、初めてMDF材をカットするので、レーザー出力と速度、回数などを実験しました。
ダイソーで購入した300x400x6mm厚の MDF材で何度もカット実験をします。1枚100円で助かります。 (意外と売り切れのお店が多くて入手困難でした) |
焦げてしまったり、貫通しなかったり・・・ 実験中です。 |
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レーザー出力と速度も決定したので、ホームセンターで本番用に約910x1800x5.5mmサイズを購入して
レーザー加工機に入るサイズ(横幅730mm)に店内でカットしてもらいました。
レーザー加工機にギリギリサイズのMDF材を配置します。 |
コツコツ設計したデータを出力してレーザー加工中です。 |
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CO2レーザー管とエアーコンプレッサーが熱くなるので、 休憩ながら1〜2時間程度掛かって完成しました。 |
さぁ〜、カット出来ているかなぁ〜と思って 材料を持ち上げたら、全然貫通してしません。 (裏面は綺麗なままでした) 実験した時は、ダイソー版の6.0mm厚で、 5.5mm厚にコダワリはないので、 |
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加工再開する前に・・・
想像していたより、加工時間が長かったので 休憩させながらだと面倒なので、 この加工が終わったら、もう少し見た目が良い |
簡易的にリザーブタンクを大きくして対応しました。 |
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▼レーザー加工再開▼
ダイソーで、300x400x6mmサイズのMFD材を数枚購入して、カットデータも配置を修正して、レーザーカットを再開します。
MDF材を縦置きに配置して加工開始です。 |
加工面積が狭いので加工時間も短いです。 |
MDFを持ち上げると、綺麗に分離しました。 |
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もう少し、サイズの大きいMDF材が売っていたのでサイズ変更をして効率良く加工をしたいと思います。
材料を無駄にしないように配置決めして加工しました。 |
材料が大きくなっても問題無く加工が出来ました。 |
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レーザーでカットした部分は黒く丸焦げです。 |
スコッチの「ナイロンたわし」と、 タジマの「サンダー」を使って削ります。 |
手が黒くならない程度に研磨しました。 |
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左右に配置するパーツの一部だけカットが終わりました。 |
試しに、重ね置きをしてサイズが合っているか確認中〜 |
後日、更にレーザー加工の続きをしたいと思います。
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