■マスターシステム風、ゲームギア製作への道のり4

一番面倒で面白くない配線部分の作業に辿り着きました。この作業が終わればケース無し状態でもゲームが遊べる予定です。

2台分の基板が完成したので
コツコツと全ての基板を合体させる作業を開始します。

ゲームギア基盤・RGB/連射基板・電源基板・
ケームカードエッジ・RGB-VIDEO変換基板など
結構大掛かりなセットになってしまいました。

▼RGB/ビデオ変換基板の取付け▼


aitendo RGB-VIDEO-CV04に配線をします。

裏側はこんな感じです。

自作した基板と合体させて更に配線をします。


当初の予定と違ったので、あとから穴あけ加工して配線を通しました。

RGB-VIDEO変換基板をネジ固定します。

▼配線作業▼


20P/FFC変換基板に各信号は配線します。

ゲームギア基盤側も同様に信号線をコツコツと配線中

20Pケーブルで自作基板とGG基板を接続します。


外部コントローラ用の配線(上下左右)も、GG基板から取出しています。

スタート・1・2ボタンも同様に信号を取出し。


仮に全てを配線して動作チェックします。

ファンタジーゾーンを使って連射のチェックも同時にしてみます。

電源コネクタも増設して分離を簡単にしました。

▼電源スイッチの追加▼

マスターシステムと同様の1回押すとロックしてONになるスイッチを購入して自作した基板に固定する方法を考えます。


これが今回購入した押しボタンスイッチ

RFP板を使ってL型の部品を作ります。

こんな感じに接着剤で固定


スイッチと合体させるとこんな感じです。

自作した基板にネジ止め

スイッチを接着固定して配線します。

▼基板スペーサーの取付け▼

ゲームギア基盤と自作した基板を固定する為に、樹脂のスペーサーを利用します。高さがギリギリなのでスペーサーも、数mmカットして短くします。


意外と金額が高いスペーサー部品

ケースの邪魔にならないように高さ調整しています。


スペーサーを取付けして配線類も終わった自作基板裏側

RGB信号増幅レベルや色合い・連射速度も全て未調整です。

▼マスターシステムっぽいゲームギアのケース製作の続き▼

据置型のケースは黒く塗装する予定ですが、真っ黒だと寂しいので前面(後面)に貼るシールを作ります。


ラベルブロデューサーを使ってデザインを考えます。

マスターシステムを意識してこんな感じのデザインに・・・

レーザープリンタで試し刷りをしてみました。


今回は、上記のようなLEDを利用しました。

LEDの色や位置、種類を決めています。

連射ON/OFFには緑色のLEDに決定


自作した前面操作パネル用の基板

LEDやスイッチ類を半田付け

裏側は凄くシンプルで部品実装は一切ありません。

▼組立〜動作チェック▼


似たような作業が多いですが、2台同時製作で苦労は1.5倍です。

基板側はコレで完成です。このままでもゲームは動く状態になりました。


マスターシステムのコントローラを接続してゲームで遊んでみます。

問題なく動作して遊べています。

スペースハリアーも外部コントローラと、
外部モニターを接続したことで難易度が低くなり、
結構遊べるゲームソフトになりました。

それにしても、実機のゲーム動作はいいですね。
本物って感じの動きをします。


途中でRGB/VIDEO基板を壊したので基盤が一部色違いになってしまいました。
2台共に、同じ色合い・色の濃さ、
連射速度になるように調整をしました。

シューティングゲームの連射動作も問題なく、
S端子出力の映像も色合いも綺麗で、
音も左右から出たので、続きの作業を進めます。

それにしても、ゲームギア側のメイン基板は
似た仕様のタイプを2個選んで改造を始めたのですが、
同じ部品を使っていても多少仕様が違ったようで、
同じ配線をしても色合いが変でした。

RGB信号のR→B G→R B→Gに配線変更することで
改善しましたが・・・、自作した基板側の問題だと思って
原因を見つけるまで時間を結構費やしました。

この続きは「マスターシステム風、ゲームギア製作への道のり5」で紹介します。

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