■ ニンテンドークラシックミニ
ファミリーコンピューター (ファミコンミニ) ちょこっと改造
5 |
▼圧着パーツ▼
ファミコンミニと自作した基板同士のコントローラー配線をしたいので、ファミコンミニと同等パーツを入手してから作業をします。
JST ZHシリーズの6Pタイプを購入 |
圧着工具も今回の為に新規購入しました。 |
他の工作でも良く使う、耐熱電子ワイヤーを利用(AWG28) |
ハウジングは「ZHR-6」 圧着端子は「SZH-002T-P0.5」を利用しています。
圧着工具(ペンチ)は純正品を購入すると高価なので、ZHシリーズにも利用出来る「エンジニア製
PA-09」を購入 しました。
↓
上手く圧着できました(自己評価) |
ハウジングに端子を取付てケーブルの完成 |
問題無く、ファミコンミニの基板に取付出来ました。 |
↓
自作した拡張ポート(11P)を基板にハンダ付けします。 |
裏側も同様に拡張ポート用のコネクタをハンダ付けします。 |
ちなみに、ファミコンミニ付属のコントローラーを接続する「基板ヘッダ」は、 6極タイプのJST (日圧) B6B-ZRを利用しています。
↓
本体内部に仮固定をしてサイズを確認中〜 |
コネクターの位置も合っているか微調整中〜 |
↓
自作した基板の小型リレーが、ファミコンミニの放熱穴部分(裏蓋)に接触してネジ止めが出来ないので多少削ります。
ほんのちょっとだけフライス盤で削ります。 |
スリット部分が折れないように気を付けて・・ |
こんな感じに高さ調整が出来上がりました。 |
↓
最終組立をします。 |
全ての配線を忘れずにしてフタを閉じます。 |
これで、内部の改造が終わりました。
ゲームの起動や、内蔵コントローラー、 あとは、外装を残すのみとなりました。 |
↓
▼注意書きシールの製作▼
実機(本物のファミコン)には注意書き等のシールが貼られていますが、残念ながらファミコンミニには貼られていません。
ちょっとしたことですが、雰囲気が変わるので同じようなシールを作って貼りたいと思います。
本物のファミコンには注意書きが2枚貼ってあります。(実機) |
更に、拡張ポート部分にもシールが貼ってあります。(実機) |
VOLUMEのシールも作ります。(実機) |
↓
実機と同等フォントを所有していないので、パソコンにインストールされている約420種類のフォントの中から似たようなタイプを探しました。
「FC丸ゴシック体-M」が、それなりに似ていました。 |
こちらは「DFG中太丸ゴシック体」を利用しましたが・・・ 特に「片」と「り」が似ていなかったので、ペイントソフトで多少修正しました。 (上記は修正後の写真です。ちょっと下手クソかも知れませんが・・・) |
↓
テプラ PRO SR3900Pを利用します。 高精細なヘッドで綺麗な印刷が可能です。 |
先ほど自作したBMP形式のイメージを使って テプラテープに仮印刷してチェックします。 |
拡張ポート部分もイメージサイズを数種類作って 実際にファミコンミニに丁度良いサイズを探します。 |
↓
サイズが決定したので本番用の透明+黒文字で印刷 |
ファミコンミニに、ピンセットを使って丁寧にシールを貼付けました。 |
↓
今回購入した透明+赤文字テープ |
友人にも頼まれたので数枚印刷しました。 |
慎重に拡張ポート横にシールを貼付け |
ファミコンミニ本体側は満足の出来るシールを貼ることが出来ました。
↓
次に、2Pコントローラーの「VOLUME」部分を何とかします。
ただ、本体同様にシールを貼るとシールの区切りが目立ってしまうので、文字だけを転写可能な転写テープを利用してみたいと思います。
今回購入した転写テープ(赤色) |
鏡文字にしてから、転写テープに印刷します。 |
2Pコントローラーの上でゴシゴシと転写します。 |
残念ながら、材質の問題で転写は出来ませんでした。(普通紙では問題無く文字だけ転写出来ているので商品の問題ではありません)
デカールを使う方法も考えましたが、コントローラーの表面をクリア塗装するのも嫌だったので断念しました。
↓
普通のテプラテープで妥協します。 |
細〜くギリギリにシールをカットしてから・・・ |
スライドボリュームの下にシールを貼付けて完成 |
本体側に比べるとコントローラー側はシールの完成度が低いのは気になるところですが、気にしないことにします。(凄く気にしていますが・・・)
↓
最後に、拡張ポート用の変換ケーブルにもテプラを貼りたいと思います。
適当なデザインを自作して・・・ |
1P/2Pコネクター端子部分にテープを貼り付けて完成です。 |
この続きの作業は「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピューター (ファミコンミニ) ちょこっと改造 6」で紹介します。
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------