■ ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピューター (ファミコンミニ) ちょこっと改造


これが、購入した「ニンテンドークラシックミニ」です。
当時のデザインを忠実に再現して小型化しているようです。
発売当初に入手したものの、多忙で、ずっと放置していました。

30タイトルのゲームソフトが内蔵されているので、
テレビにHDMI接続するダケで遊ぶことが可能です。
(逆に本物のロムカセットは遊べません)

ちょこっと残念なのは、「コントローラー」まで
小さくなっているので、操作が難しかったりします。
(本体にコントローラーが収納出来るデザインなので仕方がないことですが)

あと、お気に入りのゲームソフト「グラディウスII」が
入っていないのは残念でした。

最近やっと時間に余裕が出てきたので、
ちょこっと、気になる部分を改造してから、
じっくりとファミコンゲームを遊びたいと思います。

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 ▼先ずは分解▼

改造するには内部のパーツの取り外しが必要なので分解します。


底ネジを取外すだけで簡単に分解が出来ました。

これがメイン基板です。何かと楽しそうな改造が出来るようです。

基板を取外すと、今回のターゲット部品(赤いパーツ)を取外すことが可能

こんな感じにカセットイジェクトツマミと、フタが取外しできました。


改造が終わるまでパーツを紛失しないように袋に入れておきます。
今回、ちょこっと改造する部分は・・・ (あくまで予定)
・ ロムカセットイジェクト機構の再現
      (実際にロムカセットが押し出されるワケではありません)
・ ロムカセット挿入口の再現
      (実機のロムカセットが刺さるワケではありません)
・ 外部ゲームコントローラーの接続
・ その他、細かい部分を実機に似せる作業

と、言っても、ちょこっと改造するダケですが・・・

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▼改造開始 〜 ロムカセット挿入口と、カセットイジェクト機構部分▼


キズが付くとガッカリするのでマスキングテープで保護します。

超音波カッターで大雑把にカットします。

こんな感じに、カセット挿入口が開きました。


同じように超音波カッターでスライド機構の部分をカットします。

超音波カッターのお蔭で苦労なく綺麗に穴が開きました。


更に棒ヤスリを使って丁寧に削ります。

裏側から見るとこんな感じです。

マスキングテープを剥がして出来栄えを確認中〜

ファミコンミニでは「赤いパーツ」は動く構造にはなっていないので、余計な部分をカットします。


ツメとネジで固定されている「赤いパーツ」

ニッパーで、パチンと切ってしまいます。

棒ヤスリを使って多少薄くします。


カセット挿入口のフタも邪魔なパーツをカットします。

カッターを利用して突起物を丁寧に折り曲げます。

こんな感じにツメの部分がカット出来ました。

ロムカセットイジェクト用のパーツを前後にスライドさせる構造を作ります。


今回は1.0mmのプラパンを利用します。

適当なサイズにカッターでカットします。

更に細いサイズのプラパンを用意して・・・


2枚を接着剤を利用して貼り合せます。

1mm程度だけ残して余計な部分はカットします。

カットした部分を紙ヤスリで綺麗に仕上げます。


二等分にしてケースサイズに合わせます。

2個を合体させる為に前後にプラバンを接着

更に、ケース側に固定させる為のプラバンを接着


試しに本体ケースに取付けてみました。

表面から見るとこんな感じです。
スライド出来る構造にはなったものの、
スプリングを内蔵させていないので、
手動で定位置に戻すことになります。

後日、他のパーツが完成したら、
スプリングを取付けて
実機に似た動作をするようにします。

ロムカセット挿入口をカットして開けたものの、内側の枠がないと不自然なので、プラバンで製作したいと思います。


厚さ1mmのプラ板を7mmの高さでカットします。

カセット挿入口の内側にプラバンを接着固定します。

裏側から見るとこんな感じになっています。


全方向にプラバンを接着固定完了

棒ヤスリを使って斜めにプラバンを削ります。

上手く斜めに削ることが出来ました。


マスキングを剥がして仕上げの研磨をしました。

イジェクト機構の部分も仕上げの研磨をしました。

購入時から比べると本物っぽく見えるようになりました。

この続きの作業は「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピューター (ファミコンミニ) ちょこっと改造 2」で紹介します。

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