■Manfrotto ART250 三脚の改造


Manfortto ART#250は、最小83cm〜最大134cm(実測)まで
高さ調整ができるようです。見た目以上に本体は重いです。
結構古い2段タイプのアルミ製三脚を入手しました。

既に、Sachtler製の2段タイプの三脚を所有していたので
個人的には3段タイプだったら大喜びだったのですが・・・

このまま所有していても利用価値が無かったので
ローアングル用の小型三脚に改造することにします。

ビデオ撮影をしているとローアングルで撮影したいなぁ〜と
思う場面が多々ありましたので、
完成すればそれなりに役に立つのでは?

■各部分の紹介■


ヘッドは100mmタイプが利用可能です。

高さ調整はワンタッチでロック出来るタイプです。

スパイクを出し入れ出来る仕様です。

▼分解・改造開始▼


先ずはボールヘッド周辺を分解

小型化する際に突起物が邪魔なのでカットします。

バンドソーでスパッとカット


バンドソーを使ってアルミの棒をカットします。

同じ長さにカット出来ました。

ドリルを使って穴あけします。


研磨とカットが完了したパーツ

仮組立をしてみます。

同じように下側のアルミ棒もカットして組立しました。

今回入手した三脚は「スプレッター」を利用しないタイプなので開脚角度が決まっています。
小型化したことで開脚角度が狭く感じるので、多少改善したいと思います。


これが角度を決定させているストッパー

マスキングしていない部分をカットします。

バンドソーで大雑把にカット完了

3個のストッパーを綺麗に研磨して同じ角度になるように調整してから三脚を組立てます。


三脚角度改善前(結構狭い感じです)

三脚角度改善後(ちょっと広がりました)

微妙に上下出来ます。(7cm程度)

最低 32cm〜最高 39cmmまで調整できる三脚の完成です。(改造前は83cm〜134cmまで)


Sachtler製の雲台と合体させて使用する予定です。

折りたたむことが可能ですが、小型なワリに結構重いです。

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■完成■


試しに某ビデオカメラを取付してみました。 
ずーっと前から三脚をカットして短くしてみたかった
作業が実行出来て満足しています。

分解と組立が楽だった三脚のおかげで
作業時間は1時間程度でした。

あとは、持ち運びが楽になるように
キャリングベルトでも追加しようと思っています。

 

製作費用は追加パーツがないのでゼロでした。

自己満足度★☆☆☆☆

 

▼おまけ▼

余ったアルミ棒で、もう少しだけ長い三脚も作ることにしました。


伸ばすとこんな感じです。この程度が実用的かもです。
アルミ棒をカットするのに
前回はバンドソーを使っていましたが、
後々考えてみたら、パイプカッターを
持っていることに気付きました。

パイプカッターを使ったら数回転させるだけで
綺麗に簡単にパッとカット出来きました。
もう少し早く気付けば良かったです。

これも、追加パーツがないので
製作費用はゼロでした。

自己満足度★★☆☆☆

 


ちょっとだけ高くなった三脚

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