■SONY HDCAM HDW-750に憧れて・・・   2012.03


これは本物のSONY HDW-790
テレビ放送のロケや報道の定番ハイビジョンカメラと言えば、
SONYの「HDCAM」ですが、
何度見てもカッコ良いです。凄く欲しいです。

ただ、個人の趣味で眺めたい触りたいダケのためには
新品フルセット(レンズ等含)で、800万〜900万円となると高すぎます。

全て中古で集めても150万円程度(HDW-750の場合)
必要かと思われますが・・・、それでも私のような撮影する
趣味がない人には高すぎる買い物です。

そこで何とかデザインだけでもHDCAMにならないかと検討してみました。

▼低価格でHDCAMの再現を検討▼


これは、MPEG IMX仕様のMSW-900
インターネットで放送業務用カタログを閲覧していたら
同メーカーのMPEG IMXカメラ「MSW-900」の
ボディがHDCAM系とソックリなことに気づきました。

MPEG IMX規格は、日本ではあまり普及しなかった
規格だったりします。ハイビジョンカメラではないので、
完動品でも中古相場は10万円以下です。

早速、程度の良さそうなMSW-900を中古で探してから
HDW-750用の外装パーツを手配することにしました。

----------------------------------------------------------------------------------------------------

▼中古で手に入れた「SONY MSW-900」▼


これがゲットしたMSW-900です。結構程度が良かったです。

Vマウントバッテリーは定番です。

ファインダーに16:9って書いてあるのが、ちょっとカッコ悪いです。

▼SONY HDW-750用のパーツを注文▼


一番重要なパネル部分です。

他にも細かいパーツを調べて注文してみました。
ちなみに、今回注文した新品のパーツは、
PANEL SUB ASSY OUT SIDE
BRACKET OPTION OUT
GUARD
BAR GUARD
BRACKET BNC
CAP DC OUT
CAP BNC x7
LABEL VBS/SDI OUT

部品合計28,000円くらい

▼早速交換▼


ピカピカな「HDCAM」ロゴが、カッコ良いです。

ガードバーも交換しないと、偽物っぽく見えます。

何の苦労もなく外装パーツの交換完了です。

更にビューファインダーに書いてあった16:9のシールをHDVSに変更したことで、パッと見ではHDCAMに見えるハズです。

■完成■


どこから見ても「HDCAM」です。(多分)

キャノンの放送業務用レンズは、10年以上前に新品で購入しました。

IDXの2連バッテリーもHDCAMのカッコ良さを引き立てています。
画質に拘らなければ、MPEG IMXで録画が可能です。
ザハトラーの三脚に、IDXのバッテリーを装着。
DVCAMで利用していたワイヤレスレシーバーも・・・

部屋に飾って眺めたり、触ったり、肩に乗せたり
時々持ち出して撮影をしている雰囲気を味わったり
目的が撮影ではないので、満足度も高いです。

ただ、レプリカ製作をWeb上で公開したことで、
知り合いからは偽物だってのがバレバレになるので
ちょっと恥ずかしい感じもありますが・・・

自己満足度★★★★★

ちなみに、中古で購入したMSW-900やHDW-750のパーツなどの費用を合計すると15万円程度だったのですが、
高いと思うか安い買い物なのか、人それぞれでしょうが、個人的にはとても満足しています。

続きは「HDCAM HDW-750風、MPEG IMX MSW-900ビデオカメラのGoPro内蔵への道のり」を、ご覧ください。

----------------------------------------------------------------------------

「続・SONY HDCAM HDW-750に憧れて・・・」 2015年08月 更新


正真正銘、本物のHDCAM (HDW-790)です。

HDCAMレプリカを作って3年、
Gopro3を内蔵させて2年程度経ちますが・・・

棚に飾っているだけで、撮影に出掛けたのは
2回程度でした。
(まぁ、画質が悪いので撮影しても仕方がないですしね)

今年(2015年)になって、HDCAMカメラの中古品相場が
落ちてきたので、本物を中古で購入することにしました。
(オプションボードがフル装備されていました)

HDCAMカムコーダー(HDW-790)
HDビューファインダー(HDVF-20A)
ダウンコンバーターボード(HKDW-702)
ピクチャーキャッシュボード(HKDW-703)
画像反転機能付きスローシャッターボード(HKDW-905R)の
フルセットで定価7,450,000円(税別)のようですが・・・ 格安で購入しました。

  


写真左がGoPro内蔵のHDCAMレプリカで、右側が今回購入したHDW-790です。

HDW-750と、HDW-790のデザインは細かい部分が微妙に違いました。

今回購入したHDCAMの中古品は使用時間も短いらしく動作的に問題ないようです。

HDW-790の表面パネルをHDW-750用に変更しようと思ったものの・・・、
REMOTE端子の位置が違っているので、多少部品の移動が必要のようです。


HDW-750レプリカの外観は新品なのでピカピカです。

今回購入した中古は外観が多少キズがありますが、このまま使うことにします。

実際にハイビジョン撮影してみましたが、所有しているレンズが全てSDレンズなので、思っていたよりピントが甘い感じでした。
(特にショートズームレンズは一番がボケっぽい映りでした) こうなるとHDタイプのレンズが欲しくなりますねぇ〜

ちなみに、カムコーダーのHD-SDI出力をHDMIに変換してから(変換器を利用)
パソコンに取付してあるボード(grass valley「HDRECS」)のHDMI入力端子へ接続してキャプチャーをしようと思いましたが、
全く映像が出ませんでした。試しにPS3-S201を間に入れてみましたが、そんな問題で映らないワケではないようです。

カメラを購入したものの、HDCAMテープに保存されている映像をテレビやモニターで見て楽しむことは出来ても、
パソコンで編集したり保存できるようになるには、まだまだ機器に投資が必要のようです。

まぁ、それでも本物を所有したことで自己満足度は高くなりました。

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

戻る