■レーザー加工機 改造 〜道のり7 |
▼操作パネル取付▼
前面の鉄板パネルに操作スイッチケースを取付ける加工をしたいと思います。
![]() ホールソーを使って大きい穴を開けます。 |
![]() 付属していたコの字型ブッシュを取付 |
![]() スイッチ関連の配線を穴に通します。 |
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![]() 脱着可能なコネクターを個々に圧着します。 |
![]() スイッチBOX側にネジを接着固定します。 |
![]() こんな感じに、コツコツ配線します。 |
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![]() レーザーポインター用の電池BOXはケース内に設置しました。 |
![]() ケース内側からナットを使って固定したら完成です。 |
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▼レーザー加工用ヘッド部分▼
材料を置く台が上下するように改造したので、加工用ヘッド部分のレンズを動かす構造は不要になったので、
アルミフレームなど全体的に短くカットします。
![]() 取説通りに作るとこんな感じの構造になります。 L型のパーツが上下に移動することでピント調整ができます。 |
![]() 付属のピント調整用アクリル板から推測すると、 2インチ(50.8mm)くらいが焦点距離のようです |
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![]() 最終レンズを取付けるL型パーツを短くカットします。 |
![]() アルミフレーム側も数センチカットして短くします。 |
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![]() 本体側に仮取付して細かい微調整します。 |
![]() L型パーツを取付けてヘッド部分の加工は完成です。 |
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▼消炎用のパーツ加工▼
付属品に消炎用の先端パーツとホースは付属しているのですが、
加工物に対して斜めからエアーを飛ばす構造が好きではないので(個人の感想です)
中国製レーザー加工機と同じような円筒型の消炎パーツを作りたいと思います。
と、言っても円筒型に加工する旋盤を所有していないので、使えそうな部品を探してみます。
![]() シガープラグの先端を利用することに・・・ |
![]() 分解して欲しい部分(後方側)だけにします |
![]() エアーを入れる穴をドリルで開けます。 |
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![]() タップを使ってネジ穴を作ってから・・・ |
![]() 付属していたパーツを用意して・・・ |
![]() 先ほどのネジ穴にパーツを取付します。 |
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このままだと、先端の穴が大き過ぎて消炎用のエアーが拡散し過ぎるので先端の穴を小さくします。
下手に樹脂で作ってレーザー照射中に焦げても嫌なので金属製にします。
![]() ネジの中心に穴を開けます。 |
![]() バンドソーでネジを短くカットします。 |
![]() こんな感じに短いネジが完成 |
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![]() エアーが出る部分にネジ穴を作ります。 |
![]() こんな感じにネジ穴が作れました。 |
![]() 先ほど作った短いネジを入れます。 |
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![]() それなりの消炎用パーツが出来そうです。 |
![]() 焦点距離の関係で少し短くします。 |
![]() これで先端の部分の加工は完成しました。 |
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焦点距離確認用のレーザーポインターを固定するパーツを更に作ります。
![]() 厚手のFRPに斜めにドリルで穴あけします。 |
![]() バンドソーで余計な部分をカットして・・・ |
![]() 更に棒ヤスリで削って軽量化をします。 |
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![]() レーザーポインター固定用のパーツが完成 |
![]() アクリル板の上で先ほどのパーツと接着します。 |
![]() こんな感じに左右に突起物が付きました。 |
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![]() 更にネジ止め用のパーツ接着して・・ |
![]() ネジ穴を作ってからネジ止めしました。 |
![]() L型金具に取付けて正確な位置を決定します。 |
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▼レーザー焦点パーツの追加▼
メーカー純正品でも「レーザー位置決めキット」は販売しているのですが、
レーザーポインターが1点式なので、どうしても付属している高さ確認用のアクリル板(2枚)が必要になります。(文句ではありません)
以前のレーザー加工機で改造したレーザーポインター2点式の仕様がとても気に入っているので、今回も同様の仕様にしたいと思います。
![]() 今回の為にレーザーポインター(モジュール)を、数種類購入してみました。 |
左の「赤色/5mWタイプ」だけは、 今回どうしても使いたい「十字線」の 残った3種類のレーザーモジュールで |
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![]() 一番小さいのは固定が困難なのて上の2個に決定 |
![]() ケーブルが弱々なので交換します。 |
![]() 近距離ではピントが合わない仕様なので・・・ |
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![]() 発光する基板部分を、無理矢理移動させます。 |
![]() 数mm移動させたことでピントが合いました。 |
![]() ↑コレが十字線になるレンズです。 |
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![]() レンズを先端に取付け出来るようにします。 |
![]() 筒の中に十字線レンズを先に入れてから・・・ |
![]() レーザーモジュールを上から押込みます。 |
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![]() こんな感じに一体型になりました。 |
![]() 試しに点灯させてみます。問題ないようです。 |
![]() 2種類のレーザーモジュールを仮取付します。 |
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CO2レーザーを実際に動作させて照射位置をレーザーポインターと同じ場所になるように調整します。
![]() 点と十字線が交わるように高さ調整をして・・・ |
![]() レーザーモジュールを微調整します。 |
![]() 上から覗いてもピッタリと中心になっています。 |
レーザーの照射位置とピント調整をしている動画をアップしました。
「smartDIYs「CO2 レーザー加工機 Smart Laser CO2」改造(説明補助動画)」
(35秒)
興味ある方はご覧ください。 2020年10月1日追加
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![]() 接着剤で固定して黒く塗装しました。 |
![]() L型金具に取付けて配線します。 |
![]() 配線が邪魔にならないようにテープで固定 |
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![]() 本体側に取付けて配線をします。 |
![]() 反射鏡も取付け済み |
![]() これで、加工ヘッド部分の作業は終わりました。 |
後日、続きの作業をします。この続きは「レーザー加工機 購入 〜道のり8」で紹介します。
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