■レーザー加工機 改造 〜道のり3 |
「レーザー加工機 Smart Laser CO2」の、改造をコツコツ進めます。
▼ボールベアリング周辺の加工の続き▼
6mm厚のユニレートを使って台を作ります。 |
後々微調整できるようにネジ止めにしました。 |
0.5mm厚のアルミ板でスペーサーを作ります。 |
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アルミ板を10mm幅にカットします。 |
軸受スペーサーとしてアルミを丸くします。 |
こんな感じにベアリング内側・外側にアルミ板を入れます。 |
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3mmのイモネジでベアリングをガチっと固定 |
上側のベアリングパーツも同様に・・・ |
イモネジでガチっと固定しました。 |
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試しにボルト部分を取付してサイズを確認中〜 |
本体へ固定する為のパーツを追加します。 |
フェノール樹脂を小さくカットしました。 |
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パーツを接着とネジ止めで合体させます。 |
裏側は、こんな感じです。 |
試しに本体側へネジ止めしてみます。 |
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▼ローラーチェーン▼
中国製レーザー加工機の時は加工面積が狭かったので長さ1300mm程度のタイミングベルトで良かったのですが、
今回は作業台が大きいので、低価格なローラーチェーン(1000mm)を3個購入して合体させて利用することにしました。
長さ1mのローラーチェーンを3個購入 |
チェーンは簡単に合体出来る構造になっています。 |
試しに本体側に取付て必要な長さを調べます。 |
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仮取付けしたことで、必要なチェーンの長さは2460mmだと確定したので長さを調整します。
ちょっと硬いピンを外して長さを短くします。 |
ベアリングの位置も正確な場所に配置して固定 |
上部のベアリングも微調整をして固定しました。 |
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試しに、手動でチェーンを引っ張って、4個同時にスプロケットを回転させてみたいと思います。
作業台が一番下側まで移動した状態 |
これが作業台を一番上まで移動した状態です。 |
多少、ベアリングの位置を調整する必要がありましたが、チェーンは軽く引っ張るだけで作業台が移動したので、
ギヤードモーターを取付けても問題無く動作する感じでした。
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▼モーター取付け▼
手動で作業台を上下させるのは嫌なので、トルクのありそうなギヤードモーターを購入して取付したいと思います。
AsahiSeiko DCモーター ACH40-001(結構安かったです) |
DC12V〜24V程度で動作するモーターのようです。 |
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邪魔なピンを、ハンマーで叩いて外します。 |
スプロケットをピッタリ固定できました。 |
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ユニレート材を2枚重ねて高さを調整してから ギヤードモーター取付穴を加工します。 |
本体へ固定する穴もあけて、 ギアードモーターを取付ます。 |
試しに本体側にモーターを取付けて動作チェック中〜 トルクに問題がないようです。 |
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▼細かい作業▼
ギヤードモーターで楽しく作業台を上下させていると、スプロケットを固定していイモネジが揺るんでしまいます。
長いボルトの部分に凹みを作ってネジが緩まないような加工をします。
エンドミルを使ってボルトの一部を削ります。 |
こんな感じにネジの部分を削ってみました。 |
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アルミフレームやベアリングを固定するパーツの角を丸くしたり、短くしたり、表面を研磨したりします。
アルミフレーム固定用パーツを短くカット |
紙ヤスリでマジック書きした文字を消します。 |
各パーツを研磨して角も丸くしました。 |
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▼消炎時の煙を換気するダクト部分▼
改造したことで付属していたダクトを取付けることが困難になった訳ではないのですが、
丸型から長方形に形状を変更してみたいと思います。
貰い物の樹脂(材料名不明)板を利用します。 |
カット後に接着剤で箱型に合体させます。 |
角の部分を斜めにカットしてから・・・ |
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角の部分に同材料で蓋をします。 |
更に斜めに材料を接着固定して・・・ |
強度を増す為に角の部分に板を接着します。 |
上記のパーツが、消炎時の煙を吸い込む内側の穴部分になります。
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▼ダクト用ファン固定部品の製作▼
貰い物の材料でケースを作ります。 |
ドリルを使ってコツコツと穴あけをしてから・・・ |
棒ヤスリを使って丁寧に四角くしました。 |
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カットした材料を合体させて、こんな形状に・・・ |
この穴から消炎時の煙が出てくる予定です。 |
設計図なしで試行錯誤してみました。 |
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今度は丸い穴にします。 |
ドリルを使って数多くの穴を開けます。 |
丸ヤスリで綺麗な形に整えます。 |
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DC12Vの「ブロアファン」を2個使います。 |
試しにファンを取付 |
煙の入口は、こんな感じです。 |
後日、続きの作業をします。この続きは「レーザー加工機 購入 〜道のり4」で紹介します。
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