HDCAM HDW-750風、MPEG IMX MSW-900ビデオカメラのGoPro内蔵への道のり２

■HDCAM HDW-750風、MPEG IMX MSW-900ビデオカメラのGoPro内蔵への道のり２

▼GoPro防水ケース穴あけ▼

録画をしても画像確認が出来ないので、HDMI/USB/microSDの端子部分を防水ケースから出さなくても使えるように穴あけします。

当然防水仕様なのでHDMI等は接続出来ません。

超音波カッターで四角くカットします。

ヤスリ掛けをして端子が刺さるようになりました。

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▼レンズスペーサーの製作▼

F.B.(フランジバック)調整が出来る範囲まで、CMOSセンサーとレンズの間にスペーサーを入れて距離の調整をします。

FRPを使ってスペーサー作りです。

マジックで適当っぽく正確なマーキングをします。

PCBカッターで四角くくカットします。

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バンドソーで細かい部分をコツコツカットします。

ボール盤で固定用のネジ穴を開けます。

こんな感じにスペーサーの出来上がりです。

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角の部分を丸くしたり見た目を良くします。

ここが一番重要なスペーサーの厚さ調整です。

スペーサーが完成したと言っても、
F.B.調整が出来る距離が不明です。

FRPの板をコツコツと平行に研磨して、
微調整しながらピッタリにピントの合う
厚さまで作業をします。

手作業で厚さが均等に研磨出来る
自信はありませんが、他に方法がないので
デジタルノギスを使って、それなりに頑張ります。

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GoPro防水ケースとスペーサーをねじ止めします。

こんな感じに８本のネジで完璧です。

裏から見るとこんな感じです。

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更にマウントユニットともネジで固定します。

裏側はこんな感じ(４本のネジで固定してます。

レンズを取付けて撮影実験を開始します。

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HDMIとUSBを取付しても実験が出来るようになりました。

スペーサーの正確な厚さは忘れましたが、
何とか、F.B.調整が出来る範囲にCMOSセンサーが位置したようです。

F.B.調整をしたことでワイド～テレにズームレバーを動かしても
ピントが合うようになりました。

気になる画質ですが・・・　ちょっと期待ハズレな感じでした。
おいおいと画質改善を考えたいと思います。

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▼液晶モニターの分解▼

ビューファインダーがないと撮影が出来ないので、GoProのオプションで発売している液晶モニターを利用します。

液晶モニター用の収納ケースもセットでした。

GoPro HERO3に対応した
タッチパネル搭載の液晶モニター
LCD Touch BacPac (ALCDB-301)

ピントが合わせられるくらいの
性能(画質)があるか心配ですが、
液晶モニターでファインダーに内蔵出来るような
小型サイズは少ないので、間違いなく使える
純正オプションのモニターを購入しました。

価格も１万円しないので、お手軽です。

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タッチパネルは両面テープで固定されていました。

液晶パネル、タッチパネル、基板部分に分離が出来ました。

ケースは使わないので基板のみにします。

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▼液晶モニターの延長▼

ビューファインダーは回転する構造なので、液晶パネルと基板部分の間を延長します。

iPodと同じ30ピンの端子を利用していそうなので・・・

iPodコネクタ(SMT)タイプを購入してみました。

早速、iPod用コネクタを購入したものの、GoProの端子とは突起物の位置が微妙に違って接続が出来ません。
ピン数とピッチ間隔は同じなので、突起物さえ何とか改善すれば使えそうです。

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金属側の邪魔な突起物をニッパーで折り曲げました。

0.5mmピッチを、2.0mmピッチに変換する為に購入

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不要なFFCコネクタをハンダゴテで取り外してから

その代わりに0.5mmピッチのiPod30pinコネクタをハンダ付けします。

こんな感じにGoPro基板と接続が可能になりました。

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GoPro本体側の液晶モニター取付コネクタ部分も、そのままではiPod用のコネクタが刺さらないので
溝の位置を微妙に削って利用出来るようにします。

これがGoPro本体側の液晶モニター取付用端子

特価品のiPod Dockコネクタを数個購入してみました。

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金属部分と樹脂部分を分離させてから・・・

金属部分の溝部分を太く削ります。

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超特価品のiPod用ブレークアウト基板をピッチ変換用に利用します。

大きい基板だったのですが、不要な部分は全てカットしました。

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こんな感じに30pinを全てハンダ付け

試にGoPro本体に接続してみます。綺麗に刺さりました。

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特価で購入したブレークアウト基板は15pinと16pinが共通配線されていたので、ちょこっとパターンカットが必要のようです。

パターンカット後にポリウレタン銅線で新たに配線します。

元々配線されていなかったピンヘッダの部分に配線します。

この続きは「HDCAM HDW-750風、MPEG IMX MSW-900ビデオカメラのGoPro内蔵への道のり３」で紹介します。

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