■GIMIC2代目マザーボード用 X68000ケース製作への道のり18
▼ブラウン管風液晶モニター製作の続き▼
ブラウン管モニターと同様な放熱穴をケース上部に追加加工したいと思います。
2mm厚のFRPを利用します。 |
2mmのエンドミルで均等間隔で削ります。 |
こんな感じに綺麗な加工が出来ました。 |
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板を裏返して横方向に加工します。 |
こんな感じのスリット加工が出来上がり |
ケース寸法に合わせて全体をカットします。 |
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ちょこっとFRP板を追加して・・・ |
先ほど作ったパーツと合体させます。 |
前面パネルも仮取付して雰囲気を確認中〜 |
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次に同材料で底板を作ります。
ちょこっと斜めにカットします。 |
それを丁寧に接着してから・・・ |
更にFRP板を接着して塵取り型にします。 |
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更に背面の部分も作ります。 |
エンドミルで四角く穴を開けます。 |
細い棒で枠を作ります。 |
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こんな感じに四角い枠が出来上がり |
端子固定用の穴をドリルで開けます。 |
裏側に板を接着して丸穴もあけます。 |
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表側から見るとこんな段差が仕上がります。 |
可変ボリウム固定用パーツを作ってから・・ |
背面用の板に裏側から接着します。 |
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底板を仮止めしてみます。 |
本物に似た感じの形状に・・・ |
更に背面板を仮止めして出来を確認中〜 |
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▼液晶モニター用のオーディオアンプ▼
液晶モニターケースに内蔵させるオーディオアンプを作り(用意し)ます。
最近は市販品の低価格なアンプが売られているので購入して組み立てるだけです。
D級アンプ(3W+3W) AMP3W-8403-B |
その他、パーツはこんな感じです。 |
シールドケーブルをハンダ付け |
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気に入った小型スピーカー端子(ターミナル)が見当たらなかったので、市販品を分解してみることに・・・
秋月電子で購入した「プッシュターミナル」 |
カットするのに邪魔なパーツを外します。 |
超音波カッターで、すーっとカットします。 |
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こんな感じに大雑把にカットしてから・・・ |
ヤスリで研磨してから端子の色を変更して完成 |
途中まで出来上がっているケースに仮取付 |
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▼スイッチの製作▼
自作した赤外線リモコンを使わなくても、液晶モニター側でG.I.M.I.Cの操作が出来るように基板を追加します。
既に市販されているGMC-OPT03の下位互換を目指して作りたいと思っています。
ちなみに、GMC-OPT03は所有していないのですが、G.I.M.I.Cさんのご厚意で回路図を頂いたので、それを参考に作ります。
先ずは回路図を書いてから・・・ |
PCBEでパターン図を作って・・・ |
基板加工機で基板を作ってみました。 |
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コツコツ丁寧に部品をハンダ付けをします。 |
部品面はこんな感じです。結構スッキリしてます。 |
モニターから信号を取出してコネクタ取付 |
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G.I.M.I.Cへ配線するケーブルにもコネクタ取付 |
試しに全てを配線してスイッチが動作するかチェック |
音楽の再生やフォルダ移動など問題無く動作しました。 |
液晶画面と操作ボタン(GMC-OPT03)の組合わせはパソコンを利用しないでG.I.M.I.C再生をするには必需ですね。
(細かい再生設定が出来ますし、フォルダ移動、選択がジョク操作に比べると、とても操作性が向上します)
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基板をケースに入れようかと思ったら、コネクターの高さを考えてなくて入らなかったので修正します。
コネクターを外してピンに変更してから・・ |
先ほど外したコネクターを横にしてハンダ付け |
これで、コネクターの高さ問題は解決しました。 |
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上記のスイッチはGMC-OPT03の1234に相当します |
電源スイッチの部分は、スイッチ「5」に相当予定 |
角が丸いエンドミルでスイッチ部分を加工します。 |
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こんな感じに丸みのある仕上がりに・・ |
貰い物の水色の樹脂を使って押す部分を作ります |
エンドミルを使って似せた形状に加工中〜 |
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こんな形状のスイッチが出来上がり |
試しにケース側に取付けて寸法を確認中〜 |
これで実用的な状態になりました。 |
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G.I.M.I.C操作スイッチ1・2・3・4の手前に開閉する蓋を作りたいと思います。
薄いFRP板をフタとして利用します。 |
こんな感じにTの字に接着 |
余計な部分をカットして小さくします。 |
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2mmのエンドミルで溝を作ります。 |
ステンレス線を適当な長さにカットして・・・ |
先ほどの溝に合わせて長さを調整します。 |
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L型のフタにステンレス棒を接着 |
ケース側に取付けると蓋になります。 |
開閉が可能なのでボタン操作も出来ます。 |
この続きは「GIMIC2代目マザーボード用 X68000ケース製作への道のり19」で紹介します。
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