■GIMIC2代目マザーボード用 X68000ケース製作への道のり19

▼ブラウン管風液晶モニター製作の続きの続き▼

前面パネルのスイッチ部品を隠すバーツを追加加工します。


薄いFRPに穴を開ける準備をします。

3mmドリルで4個穴あけしてから・・

高さ調整のために枠を追加します。

前面パネルに接着剤で固定

本物と同じ構造で蓋の開閉をロックするするのは難しいので磁石を利用します。


ジャンクHDDから外したパーツから・・・

凄い小さい強力なネオジウム磁石を取出します。

先ほどのパネル上部にネオジウム磁石を接着


鉄板を小さくカットして薄く削ります。

蓋の裏側に接着剤で固定します。

ケースに蓋を仮固定してロックするか確認中〜

▼ブラウン管風液晶モニターの細かい作業など▼

当初、液晶モニターの背面スイッチは丸い形状を検討していましたが、X68風ケースと同じスイッチ(四角いタイプ)に変更することにしました。


これがX68風ケースと同等のスイッチ

背面のパーツにネジ穴を作ります。

ネジ穴を作ってスイッチを固定します。

前面パネルと、後側のパーツを合体させるのにネジ穴を作る構造が困難だったので、上面にツメを追加することに・・・


前面パネル上部にツメをFRPで追加

こんな感じにピッタリと合体します。

▼ブラウン管風液晶モニター用のチルトスタンド製作▼

この部分を作りたくてブラウン管風液晶モニターを作っている感じもあるので、上手く仕上げたいと思います。


先ずはチルトスタンドの上部を作ります。

フライス盤で溝の加工中〜

ユニレート板を熱で丁寧に曲げます。


短くカットしたユニレート板を溝に入れて確認中〜

ネジ止めに必要な穴を追加加工します。

こんな感じに上部側のパーツが出来上がり。

次にチルトスタンドの下側になる部分のパーツを作ります。


細くカットしたFRP板と曲げたユニレート板

四角くFRP板を合体させて接着します。

その中に曲げたユニレート板を接着固定


底板を同じ素材で作ります。

PCBカッターでカットしてから角を丸くします。

先ほどのパーツと合体して接着固定


底板に皿ネジ用の穴と、ゴム足用の穴開け

これでチルトスタンドの上下が出来たので・・

2個を合体させて実機と同じようなチルトをするか確認します。


更にモニター側に仮固定して・・・

モニター本体との高さバランスを確認

チルト用の楕円の穴をエンドミルで開けます。


ユニレートの左右を挟むパーツを作ります。

こんな感じの形状を2個作ってから・・・

そのパーツを左右に接着剤で固定します。

チルトさせる為に必要なスライドを補助させるパーツを作ります。


補助パーツを作ってからネジ穴を作って・・・

皿ネジを利用して下側からネジ止めします。

これで上下のパーツが分離しないでチルト出来ます。

チルトスタンドをモニター側にネジ止め出来るように、モニター側の底の部分にネジ穴を追加します。


FRP板を補強追加してネジ穴を作りました。

前面パネルの底部分にもネジ穴を作ってから・・

前面パネルの蓋をハメ込んで


塵取り形状のパーツにも貫通穴を開けて

底板が薄かったので多少厚くしてから・・

今まで作ったパーツを全て合体


前面パネルの開閉、ロックも問題無しです。

スイッチもLEDも問題なく動作しました。

MDX再生画面も綺麗に表示しています。

モニターがチルトすることで液晶画面が見やすくなりましたし、モニターっぽいデザインにもなりました。
細かい部分を研磨してチルトした時の傾きを調整する必要が多少ありますが、おいおいと改善します。

▼液晶モニターケース用スピーカーケース製作▼

モニター本体側が仕上がってきたので、液晶モニターケースに合わせたスピーカー用の箱を作りたいと思います。


スピーカーは前回と同じタイプを利用します。

音だしをして動作と音質を確認します。

左右にスピーカーを取付けるような構造にします。


2mm厚のFRP板を利用します。

角を丸くしたいので6mmのエンドミルを使用

こんな感じの角が丸い穴が出来上がり


余計な部分をカットして分離

薄手のFRP板にスピーカー用の穴あけ

2枚を接着剤でピッタリと合体せました。

 


箱を作りたいので8枚カットしてから・・・

マスキングテープで仮組立をして・・・

瞬間接着剤でガチッと合体させます。


先ほど作った前面パネルも接着

PCBカッターで10mmの部分でカット

更に底板もFRPで作ってから接着固定


ネジ穴とケーブル穴を作って角を研磨して・・・

裏から皿ビスで固定

こんな感じのスピーカーの箱が出来上がりました。

この続きは「GIMIC2代目マザーボード用 X68000ケース製作への道のり20」で紹介します。

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