■GIMIC2代目マザーボード用 X68000ケース製作への道のり17
▼ケース開閉部分の製作▼
X68風ケースの右タワー
(G.IM.I.Cマザーボードが入っている側)は、簡単にフタの開閉が出来るようにしたかったので
ネオジウム磁石を使ってフタを固定する仕組みにすることに・・・
丁度良い鉄板が無かったので・・・ |
上記の部品を使って磁石の相手をさせます。 |
こんな感じに小さくカットします。 |
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蓋になるケース裏側に鉄板を埋め込みます。 |
4.5mmのエンドミルで0.5mm程度削ってから・・・ |
鉄板を切削した部分に接着固定します。 |
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磁石を固定する部品をFRPで作りました。 |
ジャンクHDDから取出したサイコロ型の磁石を利用 |
こんな感じにケース内側に接着固定します。 |
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出来上がったパーツを合体させると・・・ |
磁石の力でピタッと固定されました。 |
小型のネオジウム磁石を利用したのですが、 結構強力でフタをロックするには丁度良かったです。 これで、全てのパーツが固定出来るようになったので |
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▼X68風ケースの研磨▼
X68の特徴でもあるツインタワー前面パネルの角の部分を丸く研磨したいと思います。
今まではカクカクしていましたが・・・ |
バンドソーで大雑把に角の部分をカットしてから・・・ |
紙ヤスリでコツコツと丸く研磨します。 |
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今までより結構カッコ良くなりました。 |
上から見るとこんな感じ、もう少し角を削りたいですね。 |
毎回のことですが背面がそれっぽくないですねぇ〜 |
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▼ちょっとパーツを追加▼
背面にちょっとだけ部品を追加して、もう少しX68ケースっぽくしてみたいと思います。
棒状にカットしたFRP板を使います。 |
ケース背面上部に接着固定します。 |
同様に背面下部にも接着固定します。 |
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コツコツと角を丸く削ります。 |
下側から見ると、こんな感じの突起物です。 |
これで、前よりそれっぽくなりました。 |
これで、パテ盛りをして細かい部分の隙間が埋まれば塗装が出来るようになります。
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▼ヘッドホン・ライン出力▼
ヘッドホン出力端子を前面パネルに増設したり、RCA端子(ライン出力端子)を背面に追加したことで、
市販されているマザーボードの仕様と違っているので、
G.I.M.I.Cマザーボードのブレイクアウト端子のハンダ面から信号を取り出すことにしました。
シールド線を利用して配線します。 |
こんな感じにライン出力とヘッドホン出力を取り出し |
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▼USB延長▼
G.I.M.I.C MB2の前面にあるUSB端子はケースに入れてしまうと使えなくなるので、自作しているケースの背面までUSBを延長させます。
USBプラグ基板を購入して短くカットします。 |
使っていないUSBケーブルを利用します。 |
スペースの関係でギリギリにハンダ付け |
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短いUSB延長ケーブルの出来上がりです。 |
こんな感じに突起部分を最小限にしました。 |
USBケーブルが触れるのでケース内側を削りました。 |
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▼仮組立▼
塗装をする前に、今まで作ったパーツを全てケースに取付て問題なく動作するかチェックします。
あと、ネジの種類や長さなども決定したいと思います。
コツコツ作ったパーツをやっと仮組上げできます。 |
試行錯誤した底の部分 |
底板と右タワー用の取り外し板 |
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オートイジェクト偽フロッピードライブ |
最終的にケーブルや基板類も結構増えました。 |
何処にどのネジを使うか細かく記載しました。 |
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数時間費やして組上げすると・・・
こんな感じに組み上がり |
裏側も全ての端子が利用可能に・・ |
G.I.M.I.C MB2がピチピチに入ってます。 |
偽FDもイジェクト出来ました。 |
組み上がったことで、不具合点も見つかりました。
「偽フロッピーメディアが時々引っかかる」 「FDアクセスランプの点灯がOドライブと1ドライブ逆になっている」
「リチウムイオン電池の接点が可変ボリウム部品に触れて取付が出来ない+底板の取付が困難」 など・・・
まぁ、それでも簡単な加工で修正出来そうなので上記の不具合はそんなに問題ではありませんが、
それより部品点数が多くて順番を間違うと組上げが出来なくなるようなので、組立順番を記載した説明書も同時に作りました。
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細かく組立順番を書いた説明書 |
この用紙を作るのに、結構時間を費やしました。 |
不具合も改善してバッテリー駆動も可能に・・ |
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▼液晶モニターケース製作▼
前回は、X68000風ケース側に液晶モニターを搭載させていましたが、正面から表示を見ることが出来なかったので
今回は、X68の純正ブラウン管モニター風のケースに液晶モニターを入れて動作させたいと思います。
作りたいイメージはCZ-614D/BKです。(カタログから抜粋) |
クラフトロボのソフトで簡単に設計図を作りました。 |
今回利用する液晶モニターの 基板サイズの関係で、 本物とソックリな比率で 作ることは出来ませんが、 雰囲気を損ねないように 工夫したいと思います。 ちなみに、本物のCZ-614D/BKは |
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4mm厚のFRPを表面パネルとして利用します。 |
先端が丸いエンドミルを使って枠を作ります。 |
更に内側に液晶パネル用の穴を開けます。 |
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こんな感じに綺麗な四角い穴が出来ました。 |
余計な部分をバンドソーでカットしてから |
下側を少しコの字にカットします。 |
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枠になる部分も同等の材料で作ります。 |
こんな感じに上下に接着剤で固定します。 |
ちょこっと薄いFRPを使って左右を囲みます。 |
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表から見るとこんな感じです。(多少研磨しました) |
試しに液晶パネルを裏側から取付 |
ピッタリとしたサイズに作れました。(表側) |
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ブラウン管ぽく奥行を追加します。 |
接着剤を使って合体させます。 |
仮取付して雰囲気が良いか確認中〜 |
この作業の続きは「GIMIC2代目マザーボード用 X68000ケース製作への道のり18」で紹介します。
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