■GIMIC2代目マザーボード用 X68000ケース製作への道のり16
▼X68000風ケース製作の続き▼
アクセサリーや付属品を作るのに没頭しすぎて後回しにしていた、G.I.M.I.C
MB2用のケース製作の続きをしたいと思います。
先ずは、今まで作った部品をマスキングテープを使って仮組立をして、まだ不足している箇所を探して加工手順を検討します。
まだ、カクカクしたデザインですが・・・ |
まぁまぁ、X68風のケースが出来がってます。 |
上面部分は中途半端なので、ここから製作開始します。 |
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クラフトロボ用のソフトを使って 上面パネルの加工する部分を図面化します。 |
カッティングシートを使って加工しない部分を 明確にしてみました。 |
ちなみに、前に作ったスリットパーツを置くと 綺麗に黒い部分が隠れます。 |
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ブリントアウトしたシートをFRP板に貼りつけ |
シートの無い部分をエンドミルで加工します。 |
こんな感じに図面通りの加工が出来ました。 |
切削データを作ってNCフライス盤で加工すればいいんじゃないの?と感じる部分もありますが、
面倒で失敗することが多々あるのに、フライス盤だけは手動でコツコツハンドルを回して加工するのが好きだったりします。
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余計な部分を更にカットして独立させます。(写真は左右分) |
スリット部品と今回作った部品を重ねます。 |
こんな感じに綺麗に合体させてから・・・ |
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裏側から接着剤を流し込みます。 |
細くカットしたFRP棒を数本用意して・・・ |
板の周辺にFRP棒を接着固定します。 |
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余分な部分をヤスリで研磨します。 |
こんな感じに本物っぽい形状になりました。 |
前面パネル側を多少エンドミルで削ります。 |
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こんな感じにX68ケースっぽく加工しました。 |
上面パネルを試しに取付けて出来を確認中〜 |
ケースを組立てて寸法が合っているか確認 |
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X68っぽくなってますね。 |
スリットの隙間から内部が覗けます。 |
多分、実機だったら金型があるので 樹脂の流し込みで完成すると思いますが、 それをエンドミルを使ってFRP板で 再現すると意外に工程が多いです。 まぁ、それでも苦労しただけあって |
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▼ケースの細かい作業▼
ケース外観は殆ど完成しているのですが、各パーツを固定するためのネジ穴やツメを作ったりします。
前面パネル固定用パーツ |
前面パネルに接着します。 |
基板にもネジ止め |
それを合体させてネジ止め |
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上面パネルを固定するパーツを追加します。
薄いFRPを2枚用意して・・・ |
2枚を接着剤で合体 |
それを前面パネルの上部に接着します。 |
こんな感じに上部パネルを刺します。 |
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塗装する前に接着してしまう部分を先に合体させます。
一枚づつ丁寧に作った板を全て接着します。 |
直角になるようにしながら接着中〜 |
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こんな感じに右側のタワーを接着 |
左側のタワーも接着完了 |
底側とネジ固定出来るようにしました。 |
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ネジ止め用のネジ穴を製作 |
裏側には位置ズレ防止の突起物を接着 |
こんな感じに左側のタワーが箱になりました。 |
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まだまだ、細かい部分のパーツを追加します。
ネジの先端にハンダ付けをして・・・ |
リチウムイオン電池のプラス側の接点にします。 |
D-Sub9pinを固定する突起物も製作しました。 |
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▼リセットスイッチ▼
X68000実機では「RESET」と「INTERRUPT」ですが、RESET側はMB2のリセット用スイッチに利用して、
INTERRUPT側は、リチウムイオン電池のON/OFF用の押しボタンスイッチとして利用します。
(ちなみに、AC/DC切替えスイッチで切替えても、このスイッチを押さないとバッテリー駆動しない不便な仕組みになっています)
タクトスイッチを自作した基板と合体 |
こんな感じに綺麗にスイッチが並びます。 |
ケース側に固定するネジ穴を作ります。 |
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ネジ穴を作ったFRP板をケース裏側に接着 |
リセット基板にコネクターを取付 |
こんな感じに固定します。 |
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▼USB充電端子部分▼
ケース底に多少スペースの余裕があったので非接触充電基板用のUSB充電端子を追加したいと思います。
エンドミルでUSBが刺さる穴を作ります。 |
FRPでコの字に加工してから・・・ |
薄いFRP板を底に接着して・・・ |
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先ほど加工した部分に接着固定します。 |
試しに非接触充電基板を入れてみます。 |
microUSBケーブルがピッタリ刺さりました。 |
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▼ポップアップハンドル製作の続き▼
アルミの棒を焼き付け塗装をしたものの、スプリングの取付方法とポップアップする高さの調整をしていなかったので
ケースの組立をする前に作業をしておきます。
試しにケースに取付けします。 |
ロックする突起物も接着固定します。 |
スプリングも小型サイズに変更しました。 |
ポップアップハンドルが予定より飛び出てしまったので、板ゴムを2個所に両面テープで固定して調整しました。
横棒を固定しているネジが長いので、後日、短くして飛び出ないようにしたいと思います。
この続きは「GIMIC2代目マザーボード用 X68000ケース製作への道のり17」で紹介します。
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