■GIMIC2代目マザーボード用 X68000ケース製作への道のり9

▼ミニフロッピー用の市販ゲームソフトケース風のSDカードケース製作の続き▼

表紙を入れる表面のビニールをケースに接着する作業をします。
ずーっと使っていなかった新品のDVDトールケースから透明ピニールだけを切り取って利用します。


透明なシートをカットしてケースに両面テープで固定

こんな感じに表面に透明なシートを貼りました。

▼SDカード用の枠製作▼

今回一番重要なSDカードを入れる部分を作りたいと思います。
GIMIC MB2で使用するメモリーは、microSDですがMB1のことも配慮して普通サイズのSDカードが入るスペースを確保します。

クラフトロボに付属したソフトを使ってSDカードが入る穴と、取り出しが楽になるような形状を図面化します。
図面にしたデータをPDFにしてBMP変換してからレーザー加工用のデータに・・・
(毎回データ変換ばかりして面倒ですがレーザー加工機のソフトが使い物にならないで)


レーザー加工機でダンボールに試加工

SDカードを置いて寸法が合っているか確認中〜

5mm厚のスポンジゴムを使って加工します。


レーザー加工で綺麗にスポンジゴムがカット出来ました。

コツコツ作ったケースにスポンジゴムを入れます。

SDカードがピッタリ入るケースが出来上がり。

▼取扱説明書と表紙の印刷▼

今回作ったケース用に表紙と中に入れる取扱説明書(ミニチュア版)を、本物からスキャンしてから縮小印刷します。


取扱説明書は全ページをスキャン後に印刷

表紙は自炊用スキャナーで取込しました。

表紙を丁寧にカッターでカットします。

両面印刷が綺麗に出来たので取扱説明書を組立します。


カッターで同等サイズにカット

折り目を付けて合体させて・・

ホッチキスをして完成

ハガキとサポートカードも当然同梱

ちなみに、取扱説明書のサイズですが、高さ55mm 横43mmなので結構小さいです。ハガキやサポートカードも似たようなサイズです。

▼取扱説明書入れのビニール▼

本物と同じように取扱説明書(ミニチュア版)を入れるポケットを透明シートを使って作ります。


両面テープを全ての隅に貼ります。

多少斜めにシートをカットします。

ケース左内側にペタッと接着


こんなケースが市販されたら個人的には欲しいですけどねぇ〜
当初から製作予定に入っていた
マイコンソフト X68000ゲームケース風
SDカード入れが完成しました。

ケース側は試行錯誤したワリには
微妙な完成度ですが、
レーザーでスポンジゴムを
加工した部分は綺麗で満足しています。


ドラゴンスピリットミニチュア版 (後にチラっと写っているのは本物)

アフターバーナーのミニチュアx2個 (小ささが伝わらないですねぇ〜)


スペハリミニチュアセットも完成度高いです。
 (後に写っているのスペハリケースは本物)

豪華なSDメモリーカード入れが出来ましたね。
(上記は全て自作のミニチュア作品です)

写真で撮ると本物に見えますねぇ〜 (自己満足度が高いです)

ケースサイズは 70mm(高さ) x 70mm(奥行) x 10mm(厚さ)です。
市販で上記と同じケースサイズがあれば作らなくて済んだのですが、
まぁ、熱溶着や各材料の性質のクセなど良い勉強になりました。

▼市販ゲームの特典グッズのミニチュア化▼

ゲームソフトケース風のミニチュアケース(実際はSDカード入れ)を作ったことで、当時の特典グッズも作らないと雰囲気が出ないので
更にケース製作を中断して、ちょこっとだけミニチュアグッズも作ってみたいと思います。(またまた道をそれましたが・・・)

ドラゴンスピリットのペナント製作


X68版のドラゴンスピリットを購入すると
特典として「オリジナル・バナー」が同梱されていました。
ケース内に折りたたんで入っているので、
組立てると、それなりに大きいペナントが出来上がります。

これが本物のパナー(ペナント)
寸法は横幅37cm
高さ50cm(ヒラヒラ含)です。

ラベルプロデューサーを使ってイメージを配置します。


アイロンプリントとは違って縫い物が出来る素材を利用

コットンクロスは薄手の布で結構丈夫でした。

インクジェットプリンターで高画質印刷

本物のバナー(ペナント)とは、ドラゴンスピリットの絵柄(色合い)が違いますが、
X68のゲームケース側の表紙に使われている絵柄のほうが好みだったので、そちらを採用しました。

印刷までは簡単な作業ですが、バナー(ペナント)の下でヒラヒラしている黄色い物体(正式名称・フレンジ)を探すものの、
小さすぎてピッタリなサイズの市販品を見つけることが出来なかったので、自作してみることにしました。


100円ショップで見つけた材料を使います。

刺しゅう糸 (イエロー)

ロマンティックレース (ビビットカラー細幅)


速乾性の木工用ボンドを利用して接着します。

木工用ボンドを水で薄めて、ゆるゆるにします。

レースに木工用ボンドを染み込ませます。


刺しゅう糸側も木工用ボンドを染み込ませます。
左が接着前、右側が染み込ませ後

刺しゅう糸を長さ2cmくらいに大量カットします。
接着剤のお蔭で綺麗に1本の棒になっています。

先ほどカットした刺しゅう糸を1本づつ均等に
木工用ボンドを使って地道の接着します。


9cmくらい接着するだけでも結構面倒です。

レースの幅が長いので短くハサミでカットしました。

2等分にしたフレンジをコットンクロスに接着します。


苦労したのが報われる瞬間です。結構仕上がりが良いです。

ペナント上部にパイプを通すトンネルを作ります。

プラノズルのノズル部分をカットします。


スプレーのノズルだけあって穴が細いですが、
意外と弾力性があり丈夫なので
今回のミニペナントの材料として使ってみました。

ノズルと刺しゅう糸をペナントに通して完成です。

本物と比べるとミニチュア化に成功しました。

ちなみに、ひらひらしている黄色い物体(フレンジ)は、木工用ボンドのお蔭で実際には全然ひらひらしていません。
カピカピに固まっていますが雰囲気だけは本物っぽくなったので満足しています。

おまけ、アウトランのペナント製作

同じ作業をコツコツするのは好きではありませんが、完成度が高かったので更にフレンジを作って予備とプレゼント用を作ってみました。


これは友人へのプレゼント用
「アウトラン」ミニペナント

これは、予備の予備まで作った「ドラゴンスピリット」のミニペナント
ちなみにサイズは、横75mm x 高さ105mm (ひらひら含)です。

何だか周辺アクセサリーに没頭し続けていますが・・・、 後日、製作の続きをします。

この続きは「GIMIC2代目マザーボード用 X68000ケース製作への道のり10」で紹介します。

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