■GIMIC用 X68000ケース製作への道のり3

▼SDカード等を取付けるパーツの製作の続き▼

SDカードコネクタや、操作スイッチ、リモコン受光部基板など、今回の自作で一番重要な部分を作ります。


ヒロセ SDカードコネクタ DM1B-DSF-PEJを使用

裏側の銅箔の一部を剥がします。

パターンカットした後にコネクタ類をハンダ付けします。


リモコン受光部はSDカードの隣に取付けしてあります。

表側はスピーカーとスイッチを取付けます。

表面実装タイプのタクトスイッチを接着剤で固定


コネクタ式のSDカード配線延長をします。

リモコン受光部基板を両面テープで貼付け

GIMICを制御する為にフォトカプラと抵抗を追加

リモコン受光部基板は数年前に10枚程度作ってあった物を利用しています。
GIMIC基板のA/B/C/D/Pボタンと、電源OFF(リモコンでの電源ONは自作した回路の仕様上できません)と、液晶モニターON/OFFをリモコンで制御できます。

ちなみに・・・、作り置きしておいた基板の動作不良の原因が解らず4日程度費やしてやっと解決しました。


極性を調べてながらスピーカーに配線

スイッチに配線する為に先端はコネクタになってます。

スピーカーON/OFF用のトグルスイッチに接続


マザーボードからSDカード用の信号と電源を取出します。

自作した基板にコネクタを使って配線

A/B/C/B/Pボタン制御用の配線もコネクタ式にしました。

▼細かい配線〜組立て▼

コツコツ作り続けたパーツを合体させて各部品に配線をして動作出来るようにします。


USB電源供給が選択出来るように配線をします。

可変音声出力端子からスピーカーに配線

リモコンボタン設定変更用LED付きスイッチを後から追加


MIDIや固定音声出力に配線をします。

背面端子に配線をします。

3接点2回路スライドスイッチに5V電源を配線


どの部品もギリギリのスペースで余裕がありません。

苦労して解決したリモコン受光部基板も配線を追加します。

こんなに配線が多くなるとは思っていませんでしたが・・


液晶パネル部分も配線をして5インチFDD側ケース内部の製作は殆ど完成しました。

ケースに入れれば配線は綺麗に隠れるハズなので、多少長めにしてあります。

上記のセットにOPM基板を接続すると音楽が再生出来ることが確認できたので、配線や回路は間違っていないようです。
小型ステレオスピーカーですが、それなりに大きな音量で再生が出来たので満足しています。

▼ケース製作の続き▼

基板側の配置が決まったのでケースの位置調整をしながらケース側を完成に近づけます。


細長い板を接着固定して1.5mm程度高さ調整します。

板を取付けたことで1.5mmの凹みが出来上がりました。


ネジ穴のあるL型金具を取付け

こんな感じに金具を使って底板とネジ止めがてきます。

1.5mm厚の板を接着して、3mmのネジ穴加工をします。


底からネジで固定したことでグラグラしなくなりました。

こんな感じに1.5mmの隙間が出来上がりました。
←ツインタワーと底板との隙間を1.5mm作ることで
実機のような雰囲気になりました。

まだ、ジョイパットやキーボード・マウス端子部分は、
手付かずなので穴が開いているだけですが・・
後日、細かい作業をしたいと思います。

▼LED取付け加工▼


LEDを取付ける部分に穴あけをします。

裏側はLEDがスッポリ入るように更に大きな穴を開けてます。

こんな感じにLEDが綺麗に隠れます。

▼液晶モニター下の操作パネル製作の続き▼

液晶パネル周辺のデザインは決定していませんが、操作ボタン用の穴あけをしないと作業が進まないのでデザインを決定する前に穴あけをします。


仮決定したデザインを元にスイッチの穴あけをします。

カッティングシートを貼付けて穴あけ位置を決定

ドリルで穴あけ後にコツコツ棒ヤスリで研磨しました。


壊れたリモコンからゲットしたゴム素材

欲しい部分だけハサミで切って利用します。

ケース裏側からゴム素材を穴から出します。

▼仮組立て▼

今までも仮組立ては何度もしていましたが、ネジ止めが出来るようになったので好きな角度から見れるようになりました。


X68っぽいデザインになってきました。

背面は端子類の関係で似てません

底板は加工のオンパレードです。

内部は基板の邪魔にならないように工夫しました。

▼ポップアップハンドルの製作の続き▼

ポップアップハンドルを、カチッとロックさせる部品が全然見当たらず後回しになっていましたが、ジャンク品で使えそうなパーツを見つけました。


ハードオフで見つけた東芝のHDDレコーダー (1,050円)

早速分解してロックするパーツを取外し(2個ゲット)

ロックする部分が隠れるように再加工しました。


合体させるとこんな感じです。

ポップアップする部分に横棒を取付ける加工をします。

アルミの丸棒に3mmのネジ穴を製作中です。


こんな感じにポップアップ用のアルミ部品が完成

試しに取付けしてスプリングの位置を決定します。

ロックする突起物を作ってスプリングを用意しました。


スプリングを固定部品に引っ掛けて完成です。

カチっとロックしてハンドルを押すと解除します。

ロックする構造が小型だったので上手く出来上がりました。

この続きは「GIMIC用 X68000ケース製作への道のり4」で紹介します。

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