■ゲームラボをPDF化への道のり 〜 自炊用本棚の製作へ


大量に背表紙があると捨てるのに未練があったりします。
自炊後に切断した本の背表紙を捨てるのが勿体なかったので、
背表紙用の本棚を自作することに・・・

(市販品の本棚を利用する方法もあったのですが、
奥行のない本棚なんて市販されていないので)

あと、どうしてもPDF化するには勿体ない
「バックアップ活用テクニック」の本を一緒に
収納できる本棚にしたいと思います。


最近は書籍をデータ購入することも可能で実用的ではありますが、
個人的に本は本棚に並んでいる満足度も重要かと思います。
(特にゲームソフトや音楽CDも「物」としても欲しいと思ってますので・・・)

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▼本棚のデザイン▼

先ずは、現在所有しているゲームラボ全冊と今後購入し続けて増えるだろうと思われる背表紙が、
綺麗に並べられるスペースを確保出来る本棚サイズを設計したいと思います。


今回だけは正確な寸法図を書かないと後々困るので・・・

ペーパークラフト用紙で1/10サイズで試作品

こんな感じにスライド棚付きの本棚を作ります。

▼材料調達▼

毎回、工作と言えば「ベークライト」「ガラエポ」「アルミ」「ユニレート」とかが定番で、木材を使うのは避けていましたが、
今回は本棚なので本棚らしく木材を使った棚を作りたいと思います。

木材の厚さは市販品のカラーボックスで利用されている12mm厚が魅力的だったので
化粧合板に表面をポリ加工(白色)されているタイプで12mm厚を探して購入しました。

近所のホームセンターでは意外と条件に合う木材が売ってなかったので、
ネット検索で見つけた「北零WOOD」さんで910mm x 900mmのサイズを2枚購入して、カットも販売店にお願いをしました。
(カットする部分を自分で作業すると出来は悪いし何も良いことがないので・・・)


数日で届いたカットされた「ポリランバー」12mm の木材です。

プロの仕事は違いますねぇ〜、依頼して正解でした。完璧です。

▼組立▼

市販品の本棚と違って、ネジ穴が開いているワケではないので、コツコツと木工用ドリル刃で穴をあける作業をします。


先ずはお願いいた寸法なのかを確認します。

アルミの端材を使って穴の位置をマジックで印付けをします。


こんな感じにマジックで黒くなった部分が穴あけ位置です。

ハンドドリルを使って4mmの穴あけをします。


頭の部分が白いネジを購入(多分木材用ではないような・・・)

コツコツと木材をネジ止めして枠を作ります。


内側の縦板はネジを使いたくないので木工ダボを利用

6mmの穴を空けでダボを入れ込みました。


ダポを利用して縦板が枠内に固定されました。

他のスライド枠も仮取付して位置と寸法を確認します。

▼本棚のスライドレールの製作▼

今回、一番重要な工作はスライドレール部分です。本棚は奥行が3重になるのでレールが2個所に必要になります。


パネルフレーム用 下レールが手軽だったのでコレを利用します。

2列になっていると困るのでハサミを使って分離させます。


ユニレートを同等幅にカットしてスライド用の素材として利用します。

スライドレールの位置が確定しないので仮に配置してみました。


スライドする枠側の上部にエンドミルで溝を作ります。

こんな感じに2mm巾の溝が出来上がりました。


溝に入れる突起物はプラスチックで簡単に作ってみました。

樹脂製の板を先ほど作った溝に押し込みます。


棚の本体側の上部内側に2列の2mm溝を作ります。

木工用のエンドミルではありませんでしたが綺麗に出来ました。

合体させるとこんな感じです。スムーズにスライドするようです。

▼ポリロールテープの貼りつけ▼

ポリランバー木材と一緒に購入した12mm巾の「ポリロールテープ」を、白くなっていないカット面に貼りつけしたいと思います。


これが片面が粘着タイプになっているポリロールテープ

テープを貼る前はこんな感じに木材が見えています。


ポリロールテープを丁寧にペタペタ貼ります。

こんな感じに綺麗に角にも貼れました。

続きの作業は「ゲームラボをPDF化への道のり 〜 自炊用本棚の製作へ2」で紹介します。

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