■ゲームラボをPDF化への道のり 〜 自炊用本棚の製作へ2

▼背表紙固定用金具▼

スライスカットした背表紙をどうやって今回の本棚に固定させるか検討した結果、鉄の棒を使って奥行調整をすることにしました。


ホームセンターで丸い棒と鉄の板を購入

カットした部分をグラインダーで綺麗にします。

錆びている部分を紙ヤスリでピカピカに・・・


白い塗料を購入して棒を塗装します。

ハケを使ってペタペタ手塗りをします。

重ね塗りをしたいのでダンボールに刺して乾かし中〜


塗装面を保護したかったのでスミチュープを被せます

すーっと通した後に両端だけ熱で収縮させます。


本棚側に鉄の棒を刺さるように穴あけ加工します。

こんな感じに鉄の棒がグザっと刺さりました。


左右から木材で挟んで組立をします。

横板をネジ止めしてスライド棚が形になりました。

最終的に「鉄の板」は目的に合わなくてカットしただけて使用しませんでした。

▼スライドレールの続き▼

本棚の枠が出来上がっていなかったのでスライドレールの位置が決定していませんでした。が、
やっと完成したので、スライドレール用の部品を固定します。


薄手の両面テープでレール部分を本体側に固定します。

スライド棚側にはユニレート材の板を両面テープで固定します。


市販品のポリエチレンでスベリをアップさせてみました。

スムーズな動きで問題なくスライドができます。

▼背板の取付▼

スライド部分も完成したので背板を取付けて本棚を完成させたいと思います。


ベニヤ板をカッターで切って背板として利用しました。

表からだと、こんな感じに綺麗に仕上がりました。

▼背表紙を本棚に固定▼

今回の工作で一番重要な背表紙を本棚に固定する部分です。何か良い方法がないかと試行錯誤してみたものの、
取外しが簡単なのは「磁石」という妥協で決着がつきました。


先ずはゴム磁石で実験しましたが、磁力が弱くてダメでした。

強力なネオジウム磁石を使ってみることに・・

両面テープに磁石をくっ付けて本に貼り付けます。


大量の背表紙です。これから同じ作業が続きます。

コツコツと磁石を両面テープを使って固定

ゲーラボ発売当初から最新号まで全てに磁石を取付しました。

当初は背表紙の上下に1個づつ磁石を取付ける予定でしたが、ネオジウム磁石が想像以上に強力だったので、上側のみにしました。

▼棚ダボ取付▼

ゲーラボより前に発売していた「バックアップ活用テクニック」は、PDF化しないで本のまま保存することにしたので、
「バッ活」が入る本棚部分に棚板を取付します。これでゲーラボと一緒に飾ることが出来ます。


市販品の棚ダボ 5mmタイプを購入

穴を開けた部分にダボを入れます。

こんな感じに普通の本棚が出来上がりました。

▼組立〜完成▼

本棚側は全て完成しました。あとは背表紙を綺麗に順番に並べて飾れば本当の完成です。


上部部分はスライド棚用の溝が2個所作ってあります。綺麗にスライドします。

下側は白いスライドレールで目立っていません。


これが完成した背表紙専用の本棚です。
奥行のない棚なので、ちょっとしたグッズを飾るのにも最適です。

裏側はこんな感じです。
普通のネジで簡単に固定しています。結構雑な加工だったりします。

▼背表紙の配置▼

薄型のネオジウム磁石の付いた背表紙をコツコツと配置します。


順番を間違わないように並べてから配置します。

パチンっと磁石で背表紙がくっ付きます

バッ活と比べると、ゲーラボは奥行がありません。


正面から見ると、それっぽく見えます。

表紙はファイルに入れて満足度を高めます。

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大量の本が入っているように見えても意外と本棚は軽いです。
■完成■

木材をカットする部分はプロにお任せ状態だったので
歪みやズレもなく綺麗に本棚が完成しました。

もう少し省スペース化が出来ると期待していましたが、
本の表面積は変わらないので奥行が節約出来た程度です。

自炊用の本棚を眺めながら、PDF化した本を読むことが出来るので、
実際の本を捨ててしまった罪悪感が多少は和らぎます。

PDF化したことで手軽に見えるのは本当に助かります。
バッ活も、もう1冊づつあればPDF化したいんですが、
今のところ勿体なくてPDF化は断念です。

製作費用 14,000円くらいだと思います。

自己満足度 ★★★☆☆

「Oh!X」もPDF化したので気が向いたら本棚を作りたいです。

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