■ゲームラボをPDF化への道のり

毎月購入している(していた)本は「ゲームラボ」「バックアップ活用テクニック」「Oh!X」「BASICマガジン」「トランジスタ技術」
「ビデオα」「ダンク」「BOMB」「UP to boy」など、多々ありますが買って満足状態だったりします。


大量のゲームラボ ・ 本棚を占拠しています。

これ以上本棚を占拠されるのも困りますし、
手軽に見れないかと自炊をしてみることに・・・

「ゲームラボ」は、自分で購入していながらも
友人から処分するからと言って
譲り受けたので各2冊づつあります。

これを実験台にPDF化をチャレンジして
みたいと思います。

コツが掴めたら他の本もスキャンします。

▼本を切断▼

トランジスタ技術など厚い本を切るのに苦労しないように、一般向けの切断機でなるべく切断厚があるタイプを探しました。

購入したのは、DURODEX 自炊裁断機 200DXです。
18mm厚まで対応とのことで、交換刃も別売りで入手可能なので安心して使えます。


DURODEX 自炊裁断機 200DX (切れ味抜群です)

ゲーラボくらいの厚さなら、簡単にスパっと切れます。

←背表紙と分離が出来た「ゲーラボ」

このまま取込をするとスキャン中に
エラーが出ることが多々あるので、
サイズの小さいアンケートハガキを排除して、
カットしても残っている接着剤を取ったり、
薄手のページは静電気でくっ付いているので、
ペラペラめくって空気を入れてあげたりと、
それなりに作業はあるようです。

▼200DX替刃の交換▼

「初歩のラジオ」を数冊カットしている最中に事件が・・・
ホッチキスの部分に刃が当たったようで刃こぼれしてしまいました。


雑誌で定番なホッチキス止めは気を付けないと・・・

こんな感じに刃がボロボロです。

この状態では本のカットは綺麗に出来ないので渋々替刃を注文して自分で交換しました。
まだまだ切れる刃だったのに、ホッチキス攻撃でボロボロになるとは痛い出費でした。

後々思えばホッチキスを取外してから本を広げてカットする方法が良かったような気がしました。

▼本をスキャン▼

本の連続スキャンをするには定番らしい「Fujitsu ScanSnap S1500」を、購入してみました。
CCDセンサーってのも魅力だったので後継機種?も発売していましたが迷わずコレにしました。


結構コンパクトな「Fujitsu ScanSnap S1500」

ゲームラボなら2回に分けてスキャン出来ました。

この作業は地道で時間が掛かります。センサー部分にゴミが付着して画像に赤や緑の線がスーっと入ることも多々ありました。
洗浄剤を使って綺麗に拭いたりを繰返して何とかゲームラボ全冊は4日程度でスキャンし終わりました。

と、言っても、この文章を書いている間も「トランジスタ技術」の128冊目をスキャンしている最中ですが・・・

▼PDFを閲覧▼

PDF化した満足感だけでは困るので、PDFを閲覧できるタブレットを検討することに・・・

画面の小さいタブレットでは文字が見づらいと思って10インチサイズのタブレットを探していて、
処理速度や重量、デザインなど検討した結果、SONY SGP512 JP/B (XPERIA Z2)を購入しました。


光沢パネルは好きではないですが画質は良かったです。

XPERIA Z2にインストールされていた
「電子書籍 Reader by SONY」を当初は使っていましたが、
操作方法や一覧表示などが希望の感じでは無かったので、
自炊本リーダー(仮)」を使っています。


ページめくりは綺麗でしたが・・

一覧表の見やすさは完璧です。

「自炊本リーダー(仮)」(アプリ上での表示はBook Reader(仮))の、タブレット画面はこんな感じです。
このアプリは、PDFの拡大縮小や、ページ送り・ページ一覧表示などレスポンスが良く大満足でした。


全てのゲームラボが一覧で見えるのは嬉しいですね。


本棚でジャンルが分けられるのも助かります。

元々、用途が見当たらずタブレットには興味がなかったこともあり、今さらながらAndroidの使い方を覚えることになりましたが、
ソニーのブルーレイレコーダーを既に所有していたので、録画や放送中の番組を見ることが出来る「どこでも視聴」や、
PS3コントローラーを無線接続出来るなど、PDFを見る以外に活用方法があって今回はタブレットを購入して正解でした。

▼PDFを最適化▼

ScanSnapで取込したPDFファイルをタブレット内のメモリーに保存するには容量が大き過ぎるのと、
ドットbyドット表示をしていない為なのか、間引きされたような感じで綺麗に見えなかったので、
タブレット閲覧用にPDFを最適化することに・・・

「ChainLP」ソフトを使って
XPERIA Z2の表示解像度にPDFを合わせました。

ちなみに、お気に入りの「自炊本リーダー(仮) Ver0.1.7」だと、
180MBを超えるくらいのPDFデータは何故か閲覧が出来なくて
真っ白な表示になるようなので、ChainLPを使ってPDFを分割保存しました。

この症状に悩まされたのは、10年以上前の「トランジスタ技術」の本でした。
ページ数が多すぎて結構全滅でした。
(ゲームラボだと平均110MB程度の容量なので問題ありませんが・・・)


 数百冊を変換するのは苦労かと思われましたが、
バッチ対応なので結構簡単に作業が終わりました。

タブレット用に最適化することで、容量も少なくなって見やすくなりました。
ゲームラボ全冊で容量は24GB程度だったので、マイクロSD64GBに入れるには余裕なサイズになりました。

▼本の処分▼

PDF化をどうしようか悩んでいるアイドル雑誌と写真集以外は殆ど本を処分することが出来たので
部屋がスッキリしたような、していないような感じですが、PDFにしたことで間違いなく本を読む機会が増えました。


本を処分する為に、リサイクルセンターへ持込みしました。

表紙は勿体なかったので記念に保管しておきます。

*追記* PDF化をするセットを購入してから数ヶ月経ちますが、総スキャン数124,000枚になりました。(まだ消耗部品交換していません)
切断機(200DX)の刃物は、またホッチキスと戦って刃こぼれをしたので2回目の交換になりそうです。

PDF化はこれからも続きますが、PDF用?の本棚を作ってみました。製作工程はコチラです。
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