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やってはいけない治療法!
ちまたには多くの治療法がありますが中にはおすすめできないような物も多く存在します。
 例えば「断食・絶食療法」や「団体生活をさせて合宿のような物」をさせたり「一定期間、隔離されて過酷な修行めいた事をさせるセミナーのたぐい」です。
これらに参加するとアトピーが改善する場合があります。それは間違いないのです。しかしそのメカニズムはわかっています。「生命の危機的な環境を作り出してアトピーを治す」のです。
 アトピー性皮膚炎や花粉症、アレルギーといった病気は共通して「免疫機能の過剰反応」によって引き起こされます。免疫機能とは体が生命を守るための防衛反応なのですが、普通の人では反応が出ない無害なはずのハウスダストや花粉、特定の食材などに拒否反応が出てしまうのです。
 「ストレスからもかゆみは来る」のところでも少しふれていますが人の防衛機能には優先順位があります。生命の危機に近づくほどそちらの機能が強くなり他の機能は低下するのです。
 実験をした人はいないと思いますが仮に卵にアレルギーを待った人が遭難にあったとします。食べる物もなく歩き疲れて体はボロボロです。その時に救助され卵料理を出されたとしてもおそらくアレルギーの反応は出ないでしょう。拒否反応を出すよりもやっと得た大事なエネルギーとして体は栄養を吸収するはずです。
 このような物を利用したのが上に挙げた治療法です。断食・絶食はカロリー不足にさせて体の機能を低下させ、集団生活や合宿、過酷な運動などでは肉体や精神的にダメージを負う事で体の機能が低下するのです。
 無理やり遭難などの状況を人工的に作り出してアトピーを治そうというわけですが、そんなものが体に良いわけがありません!
そのときは一時的に改善しても普段の生活に戻ればまた元どうりです。
 このような治療法は極力避ける事をおすすめします。
 
 

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