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5月4日〜7日 <佐渡島 フラワートレッキング>-2

3日目はこの景色から。一番天気いい。
佐渡の最高峰、金北山(1,172m)、と加茂湖に写る金北山。 これが部屋のテラスからの展望、時間 5:15。

3日目 5月6日 吉田屋〜タクシー利用(3,000円)  白瀬登山口〜金剛山平手前(770m地点)〜白瀬登山口〜白瀬バス停 路線バス利用   吉田屋(泊)

7時から朝食、仕度して8時にホテルからタクシーで出発、白瀬登山口まで3,000円。
バスで行くと安いけど、下りたところから登山口まで30分ほど歩かないといけないので、良しとしよう。
   早く出発しなくちゃいけない時は、やはり泊まってちゃいけない。今回はゆっくりトレッキングだからいいけど。
登山口には車が1台止まっていて、後からやはりタクシーで4人が来た。
8:30歩き始め。


ここが登山


まずはスミ
登山口の緑はアオネバの時より更にいい色になっていた気がした。
川のせせらぎ、緑、花、素晴らしい春の景色が迎えてくれてた。


緑のトンネル

登山口からはスミレに始まり、ニリンソウ、キクザキイチゲ、ヒトリシズカ、イワカガミ、カタクリなどが咲いていて、登り始めて1時間くらいのところから雪割草が登場した。
アオネバよりもより登山道沿いに多く咲いている気がした。
ペーター曰く標高差で100m毎に雪割草が現れる。
一番最初の群落のところでは、噂に聞いていた虫(ブヨ)が気がつけば顔の周りを取り囲んでいて、慌てて虫除けネットをかぶる。この日の方がアオネバに比べて日が差していて、気温も高かったから虫も現れて来たんだと思う。
白と黒、悩んで黒を買ったけれど、どっちがいいんだろう。黒でも景色がみにくいこともなく、たいていの人が黒をつけていたけれど。

登山口から前後していたグループは気がつけばずいぶん先に行ってて、私達だけがゆっくり登って行ってた。
今回は花を見るのが目的で、山頂にはこだわらなかったので、雪が現れた金剛山平手前の770m地点で、登り終了。


金剛山平手前 ・・・ 山頂を見るペーター この時点で11:50 

お昼を食べた後、来た道を戻る。
行きと同じ花だけど、下りで観るとまた違って見える。


青いキクザキイチゲ、アオネバではきれいに色が出なかったけど、こっちはきれいに撮れた


カタクリも雪割草も満開


こっちは白のキクザキイチゲとカタクリ


行きに見たときより花が開いたみたい


最後も緑のトンネル

同じ道を下って、登山口からも更に車道を歩いて、白瀬のバス停まで行って歩くのは終了。
バスまで少し時間があったので、海岸まで出たけれど、休めるところがなく、結局バス停で時間をつぶし、(20分くらい)バスに乗ってホテルへ戻った。

この日のホテル到着は4時と前日に比べて早かったので、お風呂にゆっくり入り、夕飯も6時から。
メニューは一日目と変わっていて、肉類が多かった。カニもあったけど、丸ごと1匹でなく足だけだったので、食べやすくてかえって良かった。

4日目 5月7日 吉田屋〜(ホテルのバス利用)〜両津港 〜 新潟港 路線バス利用(800円/一人) 大野亀〜ニツ亀〜弾崎灯台〜藻浦入り口バス停 路線バス利用(800円/一人)
両津港〜(2,320円/一人)〜新潟港(駐車場代3,200円) 帰宅

最終日は海岸線を軽く歩いて、夕方のフェリーに乗り帰宅予定。

チェックアウト後、ホテルから港まで送迎バスに乗せてもらい、荷物を500円でコインロッカーに預け、8:40のバスに乗る。
港から大野亀までバス代一人800円。佐渡のバス代はどんな長い距離乗ってももしかして上限800円?
大野亀は5〜6月は40万本のカンゾウが咲くというところで、その時期には花観賞バスとして、「カンゾウライナー」が運行される。
その時期にも行って、黄色に染まる草原を見てみたい。
車山のニッコウキスゲはもう復活しないかもしれないし(泣)

大野亀に登った後、道路沿いにあるロッジ「大野亀」で休憩し、二ツ亀に向かう。
ロッジ「大野亀」は今は静かにたたずんでいるが、カンゾウの季節になればにぎやかなことだろう。
テラスで食事が出来るようになっていて、いい雰囲気だった。

二ツ亀は名前の通り、亀みたいな島が二つある。

途中の「願」の集落がのどかな漁村で、桜がまだ咲いていた。
ちなみにこの海岸線は若い女性にも人気みたいで、何人か同じバスに乗り、「願」、「藻浦」などで下りていた。
中でも「願」で下りた女性の、下りた瞬間の表情が印象的だった。ここに来ることに憧れていて、あぁ、ついに来ることができたんだって感じの表情だった。


二ツ亀は上から見下ろすとこのように砂地でつながっている。
ただし島に登ることや、一周する道はない。
砂地を歩いて往復した後は、時間のある限り歩くことにして、弾崎(はじきざき)灯台から「はじきのフィールドパーク」へ行きバスに乗って港へ戻った。
お土産にフィールドパーク周辺でたくさんのわらびを採って。

16:05発のフェリーは思ったより混んでいたけれど、出航の景色を見た後は空きスペースで横になり、新潟港へ。
車へ乗り込む前に、精算機で駐車料金の支払いを済ませ、3,200円也、家路についた。

私にとっては初めての佐渡島。
今まで佐渡島イコール夏の海水浴ってイメージだったけれど、今の私にとっては春〜カンゾウが咲く初夏の方が断然好き。
夏に行ったことないけど、きっとそうだと思う。
今回天気にも恵まれ、予定してたところは全て行けたけれど、歩かなかったところはまだまだ沢山ある。
次はぜひ白瀬から入って、ドンデン山荘へ一泊して、金剛山〜ドンデン山〜金北山と歩いてみたい。
それが実現したら、次はカンゾウが咲く時期に行きたい。
夢は膨らむ。

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