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エルフェンの自家製ブラックベリーバタークリームをサンドした 『BBS』 です。
『ウエスタンいちご園』の新鮮なブラックベリーを摘み、エルフェンの薪ストーブの上で自家製のジャムに なるところからこのお菓子作りは始まります。
赤ワインとブルーベリーリキュールをブレンドしたお酒に漬け込んだドライブルーベリーをアクセントにしています。

このドライブルーベリーは、BBSを食べるときにクリームがクッキーからはみ出さないようにする支柱の役割も果たしています。
甘酸っぱいブラックベリージャムをバタークリームに仕立てたものを芳醇なココアの香りのクッキーでサンドしています。
軽く砕けていくココアフレーバーのクッキーと、柔らかな酸味のあるバタークリームの相性をお楽しみください。



ちょっとローカルなお話ですが・・

原村の『ウエスタンいちご園』をご存知でしょうか?
ここの園主が若かりし頃、アメリカは西海岸に渡ってベリーの栽培に出会います。
知り合ったインディアン(あえてネーティブアメリカンとはいいません)の友人に連れられて
彼は自分の人生を変えてしまう光景を目にします。

原村に戻った彼は、その後の人生をラズベリーやブラックベリーの栽培に費やします。
この「ウエスタンいちご園」には、非売品の品種も含めていろいろなベリーが栽培されています。

季節になると、芳醇な香りのラズベリーや大粒のブラックベリーを摘む「観光農園」もしています。
木で完熟したベリーをその場で口に頬張る贅沢・・  街の子供たちに経験させてあげたいと思いました。
五感に響く本当の贅沢・・・、酸味やコクが甘みに包まれる野趣あふれる味。

「原村 ウエスタンいちご園」でgoogle 検索してもらうと、このいちご園のことがわかります。
ちなみに、「ウエスタン」は、八ヶ岳の西側の山麓に位置する原村のことを意味しているそうです。




晩秋のお菓子、エルフェン『BBS』 の断面です。
ジャムサンドクッキーに使えるジャムは、酸味とコクがしっかりとした野趣あふれるものでないといけません。
エルフェンではよく庭で収穫した木の実を使いますが、それは「生で普通に食べて美味しい木の実」では不十分
なことが多いからです。
幸いにも村内で『ウエスタンいちご園』さんとの出会いがあり、すてきなブラックベリーが入手できるようになりました。
BBSは、このジャムのストックが切れるまで作ることのできるお菓子です。