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まずは、科学館で桜の勉強をしてからと言う事でしたが、

10時からの説明の最後をチョッピリ聞く事が出来ました。 

ボードの地図に書かれているのは開花情報かな。

 次の説明は11時からとの事で、皆さんしばしパネルを見ながらの自習です。 

日本の桜の野生種はヤマザクラ・オオヤマザクラ・カスミザクラ・オオシマザクラ・

エドヒガン・チョウジザクラ・マメザクラ・タカネザクラ・ミヤマザクラ・カンヒザクラの10種類だそうで、

それに中国原産のシナミザクラを加えた11種類から400種以上の桜が作られているのだそうです。 

桜は、平安時代には貴族に愛され、糸桜・枝垂桜等の栽培品種も作られ、神社や寺院に植えられたそうです。

  江戸時代になると、武士にも好まれる様になり、京都の神社・寺院、江戸の武家屋敷等に、

多くの品種が作られ植えられたそうです。  

 全国に広がった染井吉野は江戸末期に作られたものだそうです。  

 奈良・吉野の山桜とは異なるので、染井吉野と名付けられたとか。  

明治になって、桜の栽培は一時衰えたそうですが、明治19年には大衆のめでる桜として

、荒川堤に783000本の桜が植えられたそうです。  

 ポトマック川の桜は、大正時代に、荒川の桜が贈られたものだそうです。 

   

ここ森林科学園は、八王子城山から派生する尾根の末端にあるそうで、

標高170m265mと標高差100mの広大な敷地の中にあり、園内には常緑樹の原林が残り、

鹿・猪他15種類の哺乳類も生息しているそうです。

八王子城は、北条氏康の三男・氏照が八王子・滝山城に居た時武田信玄の小田原攻略のおり敗れたのを期に、

平地の滝山ではなく、山城である八王子城を築いたものだそうです。  

 八王子城は、後に豊臣軍・上杉・前田・真田に敗れ、

ここを支配する様になつた徳川家康によって廃城になったそうです。  

雨はまだ降っていましたが、桜を訪ねて出発です。 

 第二樹木園への道を探して科学館の裏へ。

多摩森林科学園:第2樹木園
 

入口近くあつたバイモ(貝母ユリ)

2樹木園には、北・南多摩で見られる樹木が多いそうです。  

今回は、久しぶりに横山先生にも参加いただいており、久々に先生の自然観察教室も開かれそうです。

房の大きなトサミズキ。 

マンサク。 春を告げる、黄色い花達が満開です。
アオキ・雄花。

 フイリアオキ。
多摩森林科学園:桜保存林

桜保存林に到着、夫婦坂を上ります。 

桜の木に着くノキシノブ。

桜は所々に、ポツンと咲いていますが、全山桜となるにはまだちょっと早そうです。

夫婦坂に寒緋桜・カンヒザクラ・野生種の一つが咲いていました。

仲通りに来ると、大寒桜・オオカンザクラが咲いていました。

仲通りから、見返り通りへと上ります。

見返り通りの椿寒桜・ツバキカンザクラ。
 
   
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