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第百四十三回自然と歴史探訪[チベット仏画の世界と善光寺参り]

 赤地蔵。

安養山極楽院西方寺:浄土宗

今回は、善光寺の近くの西方寺というお寺に、寺に伝わる曼荼羅を基に、

チベット大佛師を招いて制作した阿弥陀仏説法像を中心とした、立体曼荼羅堂が完成しており、

ダライ・ラマ法王による開眼も行われた御堂があると言うことで、ここを見学する事になりました。 

  壁画の制作には、2007年の第70回に訪れた、岡谷の照光寺の宮坂宥明住職も携わっておられるそうで、

住職の紹介もいただいたそうです。 

  今日も快晴のマリオ日和、塩尻峠を越えると、北アルブスの山並みが眼前に広がります、

バスの中から先生に何回かしていただいた山の名前の復習をしながら一路長野へと向かいます。 

  姥捨までやって来ると、今度は頚城の山並みが広がります。 

   長野インターを降りた近くに、西方寺駐車場の看板がありました。   

おもわずそれにつられて行ってしまいましたが、どうやら西方寺違いの様でした。 

   再度戻って、長野市街へと向かいます。  

 信州大学教育学部につきあたり右に少し行った所に大きな塀に囲まれた西方寺が有りました。  

   諏訪は昨日は大雪が降ったので、長野もさぞかしと思いましたが、こちらは雪もほとんど無く、駐車場にもすんなり入れました。

赤地蔵。    門前に赤い地蔵様がありました。  善光寺を守るため四方に祀られたものだそうです。

堂々とした山門。    内側には、獅子の彫り物がありました。

本堂の前で、若住職が我々を迎えて下さいました。

 皇室の副紋でもある五三の桐。  庫裏の屋根には、徳川家の三つ葉葵の紋もあり、寺の歴史が感じられます。  

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