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熊野神社:

 

熊野神社は、昨年の訪問の時に説明していただいてあるので、今回はおさらいです。 

 大六天碑・ホヤの説明をして頂ました。 

 ここの狛犬は、獅系ではなく、狛犬系で諏訪では珍しいということで見学します。

深沢駅の碑・東山道の道しるべでもあったそうです。

お隣は真言宗のお寺で、真福寺さん、本尊で室町時代に作られた木造・阿弥陀如来座像が市文化財に指定されているそうです。

  ここは下の諏訪、熊野神社の梶の足は
5本ですが、真福寺さんの梶の足は4本でした。

     少し行った所に素敵な庭がありました。

庭の手前の道を上がった所に、成田町の石造物群がありました。 

  馬頭観音が多い様で、中山道ぞいに有ったものをここに移したものの様です。

やがて中山道は伊那街道と合流します。 

  その先の、中央道の高架橋の下を通って県道14号へと下りてきます。

岡野屋十五社:
   

十五社は、建御名方命・八坂刀賣命と国土開発に功績のあった十三人の御子神を祀ったものだそうで、

岡谷には多く岡谷区・神明町・今井・間下の4ケ所にあるそうです。 

  ここの神社は、諏訪では珍しく神明造りでした。

城向山照光寺:真言宗智山派  
   

照光寺さんによってみました。 

 入口の蚕霊供養塔は、大隅流石田房茂氏によって昭和9年に建造されたそうで、

本尊の馬鳴菩薩像とともに、昨年市文化財に指定されたそうです。 

  龍象の水屋は、平成18年にこれも大隅流の小松金治氏によって建造されたものだそうです。

大隅流の建物の多い中で何故か三門は、立川流二代目・和四郎富昌・江戸時代の作だそうです。

本堂は、江戸時代に大隅流・伊藤長左衛門が46才の時に建てたものだそうですが、

最初は茅葺・寄棟造りだったものを昭和25年に現在のものに改築したのだそうです。 

 市文化財に指定されているそうです。

薬師堂。照光寺は、下社神宮寺の一等末寺でもあったそうですが、寺紋はやはり4本足の梶。寺の方は神社と違い、

スポンサーの藩主の影響が強かったのかもしれません。

薬師堂は大隅流・藤森広八の建築だそうで、古寺の頃から伝わる(飛鳥時代)薬師如来が祀られているそうです。

薬師堂前には、守屋貞次の地蔵尊・市文化財がありました。 

 参道のシャクナゲの葉にテンクチョウが居ました。 

 テングチョウは成虫のまま越冬するそうで、冬眠から覚めた春先に活動するのだそうです。 

 
 
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