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バスは世田谷美術館の通用口に横づけ、ここから砧公園に向かいます。

バスは、道路が空いていたので、予定より1時間ほど早い10時頃に到着、

まだ人影も少ない公園の特等席に陣取ってお花見です。  

  花は、予定が1週間遅れたおかげて、丁度見頃でした。

弁当到着には、まだしばらく時間が有るので、先生に案内していただきしばらく園内散策です。

  砧公園は、東京府が昭和15年に計画した6ケ所の大緑地の一つだそうで、

戦時中は防空緑地、戦後は都営ゴルフ場だつたそうですが、

昭和41年から33年かけて現在のフアミリーパークを整備して来たのだそうです。

先生が林の中でノビルを発見、、美味しい春の味覚との事でした。

手前の白いのは、オオシマザクラ、ピンクはソメイヨシノ。

こちらはヒヨドリの落し物かな。

   
   

東京在住の会員の方も合流して、いよいよ宴会の始まりです。 

 最初は、美術館のフレンチレストランでの食事を予定したそうですが、

今回はお花見の時期と重なったためか予約が取れなかったそうで、

日本ばし・大増さんのお弁当をいただきました。 

  晴れた日に、花見をしながら外でいただく弁当は最高です。

ビールですっかり出来上がった所で、午後からは自由行動。 

 まずは、本日のもう一つのお目当ての、白洲正子展をを見に、世田谷美術館へと戻ります。

その頃には、天気もすっかり上がり、お花見の人出も増えて随分と賑やかになつていました。 

  花見の団体さんの中には、今回の震災の義援金を集めておられる団体もありました。  

 

白洲正子生誕100年特別展:神と仏、自然への祈り  
 
   

館内は、平日にもかかわらず結構な賑わいでした。 

 今日は、好天で暖かになり、計画停電も予定されていないそうで、皆さん安心してお出かけになったのでしょうか。

  当館での展示は、319日からと言う事で、展示品は震災の11日にはまだ飾り付けの直前だったとかで、

無事だったそうです。

美術館は、比較的丈夫に造られているとは言え、震災に遭わずなによりでした。

展示は、随筆家白洲正子氏が残した幾つかの代表作の文章を基に、ゆかりの寺社の秘仏、神像、

宝物等を10のハーワード(1.自然信仰、2かみさま、3西国巡礼、4近江山河抄、5かくれ里、

6十一面観音、7明恵、8道、9修験の行者たち、10古面)にまとめて展示したものだそうです。

  大きな御正体、幾つかの神像、仏像、それに神の使いとなる動物、

面等日本の信仰の有り様が多少垣間見れた気がしました。

   
   
   
   
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