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ちょっといっぷく:

 

池のほとりの日陰を探して、楽しいお昼の時間となりました。

今日は一日快晴。  日向に出ると熱いぐらいで、日影の方が人気があります。

マリオさんで、用意して下さった美味しい弁当を広げてさっそくいただきます。

先生は、食事の前に亀甲を探しに池の中央へと行かれましたが、こちらはまずは腹ごしらえに専念です。

池を囲む山も上の方は見事な紅葉です。

食事の後は、皆で亀甲模様を見にいきます。

池に中央部には、泥で出来た亀甲模様が見事に並んでいました。

この泥の下には、六角形の構造土があり、亀甲状をしているのだそうで、

亀甲池の名前もここからきているのだそうです。

冬に水が枯れて、岩の間の水が凍り、氷河作用で岩が移動して多角形になったのだそうです。 

水が有れば見えないし、乾燥しすぎると土が崩れて見えなくなるそうで、

先生も実物に出会うのは初めてだとか、貴重な経験が出来ました。

この現象は、諏訪の自然七不思議にもなっているそうです。

山の上の赤いのは、サラサドウダン、黄色いのはダケカンバの紅葉だそうです。

周りの景色も堪能して、次の天祥寺平へと向かいます。

こちらは熊の足跡かな。

天祥寺原:

 
天気は良いし、時間にもちょっと余裕がありそうなので、途中で見つけた草原でお昼寝タイムとなりました。

横になっていた先生が、空中に浮かぶ蜘蛛の糸を見つけました。

蜘蛛の巣立ちだそうで、雨が降って翌日天気で風もあまり無い、時に始まるそうで、

以前この会でも霧ケ峰へ見にいきましたが、見れなかったものです。

写真の白く写っているのが蜘蛛の糸。

   

ヒメヒミズ。

しばらく緩い笹原の道を下ると、天祥寺平の分岐点に出ます。

ここからは、大河原峠への登り道もあります。  我々は竜源橋に向かって下ります。

ヒメヒミズは、モグラの仲間で、寿命は2年ぐらいだとか、

普通は遺骸も鳥達に食べられてしまうそうですが、林に隠れて残っていたのだろうとの事でした。

生きている様に見えるかな。

予定時間内の3時には、全員無事に竜源橋に到着です。

後半多少雲も出てきましたが、なんとも素晴らしい秋晴れの一日でした。

最後に、全員がんばったご褒美にマリオさんで用意して下さった、バナナをほうばり、

今日の貴重な体験の思いにひたりながら帰宅しました。

 
 
   
 
   
   
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