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仏岩の下の立派な赤松(樹齢は300年ほどたっているとか) まで岩峰の下をまいて、

鎖場を登ると仏岩の下の段へと着きます。  皆さん、まずはここで一息。

呼吸をととのえてから、最後の鉄梯子を、仏岩の山頂へと登ります。

宝篋印塔:

仏岩の山頂は狭く、鉄柵で囲まれた宝篋印塔が中央にあるので、

全員一度に登れるかちょっと心配な広さでした。 

 山頂には、四等三角点がありました。  

四等三角点は2Km1点のわりに作られているそうで、40Km1点の一等三角点は、

この近くでは蓼科山にあるそうです。  ちなみに、ここの標高は1356mだそうです。

混みおいますので、全員そろう前に記念撮影。  神様・鉄格子にすがりながらの撮影です。 

まずは、お賽銭をあげて、先生の読経に合わせて一同御参りです。 

手ばなしでは、立つのも大変なので、皆さん座って御参りです。 

ここの宝篋印塔は、鎌倉時代の後期に造られたものだそうで、

(ここの台座に記されているそうですが、梵字だそうで、チンプンカンプン。)

 在銘のある県下では最古のものだそうで、県宝にも指定されているそうです。 

  笠の周囲に書かれているのは、こちらも梵字で宝篋印陀羅尼が彫られているそうです。

  相輪は現在は付いて居ませんが、一部は町で保管されているそうです。 

  以前は鉄柵も無かったでしょうから、雷にでもやられたのか、

心無い者に削られたのでしょうか、今ではこの無粋な鉄柵が守っている様です。

周りの360度の眺めを堪能した所で、雲行きもだいぶ怪しくなってきたので、

雷にでも合ったら大変と草々に下山することになりました。 

行きはヨイヨイ帰りは怖い。   皆さん、慎重に下ります。

キハギ。        ミヤマホツツジ。

オケラの蕾。

東屋に無事到着、ここからはノンビリ下ります。    ミツモトソウ。

昼食は、鷹山村の黒曜石体験ミュージアムの広場でいただきます。

食事も終わりに近づく頃には、遂にパラパラとやってきました。  

あわてて、皆さん黒耀石体験ミュージアムに避難します。 

 食事の後は、雨も本格化する前に、星糞峠へ出かける事になりました。

仏岩から下山してからは、バスで大門街道をちょっと戻り、

途中からブランシュたかやまスキー場の方へぬけます。 

 昼食は、仏岩ではなく、次の目的地の鷹山にある、

黒耀石体験ミュージアムの庭をお借りしていただく事になりました。 

 マリオさんで用意して下さった、美味しい弁当を広げていただきます。   

   
   
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