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山先生に仏像の説明をしていただきます。 

 本尊の千手観音は仁科盛家が木曽義仲に従って、京に向かうさいに納めたものだそうで、

平安時代末期のものだそうです。 

 脇侍の四天王は東の持国天と北の多聞天のみ残されており、いずれも鎌倉時代初期のものだそうです。 

 いずれも国の重要文化財に指定されているそうです。

金剛界曼荼羅。

多聞天のちょっとメタボなお腹。    踏んづけているのは天邪鬼だそうです。

最後に、横山先生のお経に合わせて一同今日のお礼と、諸々のお願いをして拝観を終えました。

お隣拝見:

お寺の隣に素晴らしい建物があるので、見せていただくことにしました。  

 主はお留守の様でしたがなんとも立派なたたずまいの家でした。

どなたの住宅かわかりませんが、良く手入れされた、何処か由緒のありそうな佇まいでした。

今日の昼食は、以前よったことのある香味の里でいただく事になりました。 

 本日の人気メニューはホッケの焼き魚定食。  

  午後からは、佐野坂散策と予定が決まった様なので、ここでしっかりと腹ごしらえをします。  

 食事の後は、先生が提供下さった、仏像写真の抽選会もありました。  

  当選された方はどうやら、午前中に訪問した覚音寺でしっかりと御参りされた方の様でした。

佐野坂三十三観音:北国街道塩の道

午後からは、佐野坂の三十三観音を訪ねる事になりました。 

  佐野坂トンネルを越えてすぐの道を左に曲がり、青木湖周遊道路を塩の道へと向かいます。 

 ぶつかった所は、中間点の十七番観音の所でした。天気は生憎の小雨模様となってきましたが、

入り口で先生から塩の道・三十三観音の説明を聞いてから、下半分の三十三番までの観音様を訪ねる事になりました。

   塩の道は、わきに良い道が出来ているので、通る人も少なく草におおわれており、

自然観察をかねての見学となりました。  キツリフネが迎えてくれます。

スタート地点の十七番観音.

十九番観音の所で、キノコを発見今夜のおかずが出来ました。    

ここの西国三十三観音は、江戸時代の後期になって、吹雪の時の道標に

なるようにと作られたものだそうで、佐野坂の峠の頂上まで観音様は続いているそうです。

ここの観音様は、高遠片倉村の石工・伊藤堅吉によって造られたものだそうです。

 

クロバナヒキオコシ。
   
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