2/3

ちょっとお洒落な往復切符。 片道はないそうです。

乗り残しがないか、人数確認して出発。

カーブを廻ってノンビリ列車は進みます。

終点の丸山渡で下車、折り返すジーゼル機関車の入れ替え作業を見学して、森林浴に出発です。
赤沢美林:森林浴

       

   

ネズコ。

今日の最初の教材はネズコです。  

黒部渓谷の名前の元になった、黒檜・クロベともいうそうです。 

 並んだ檜と比べると肌の感じが随分違います。  

 寒さに強く、岩石地にも育つそうです。  軽く柔らか。 

ベニマンサクの葉が色づき始めていました。   

 実の色づく頃赤い花も咲き、葉も赤くなるそうです。  

 マルバノキともいうそうです。

キハダは皮が厚い淡黄色のコルク質になっているそうで、

抗菌作用もあり御岳百草丸の原料だそうです。

アブラガヤは茎は三角、花が油色で油くさいとか。  

湿地が出来る最初にやってくるとか。

 

 

   

下を流れる道川の岩。

ここらの岩は、濃飛流紋岩と言われるものだそうで、

岐阜県の1/4をおおう巨大火山の火砕流が幾層か堆積して固まったものだそうです。 

この岩は、柱状節理ができやすいとか。

まだ雨が降って来ないので、御神木の伐採地を見に行くことになりました。

シシガシラの立ち上がったチョット細い葉は胞子葉。  獅子のたてがみだそうです。

シロモジはクロモジの仲間だそうです。 

花はクロモジに似た黄色い花で、実からは油がとれるとか。

下草もなく良く手入れのされたヒノキの美林。 

 安土桃山時代から江戸初期にかけて、築城や寺院建築等の要望で大量に伐採されたため、

寛文5年以降は留山になっているそうで、現在のヒノキはそれ以降に自然に種が落ちて育ったもので、

樹齢は300年ぐらいたっているそうです。  

79回のマリオ倶楽部で訪れた、三沢の中仙道も江戸初期に用材運搬に使われたものだそうです。 

  武田信玄も用材確保に木曽を攻めたが、11月だったので寒さに敗れて敗退したこともあったそうです。

ヒノキの根が盛り上がっているのは、

古い木の上に種が育ち、後に下の母木が朽ちて無くなったからだそうです。

   
   
  目次へ・・・次ページ・・・・戻る