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御魂代石。

西本社と中本社の中間にある御魂代石。 

耳を当てると諏訪湖の波音が聞こえるとか。

市指定文化財。

左側は、中本社。

 中本社には、父の建御名方命が祀られているそうです。

東本社には興波岐命が祀られているそうです。   

 建物は、室町時代のものだそうで、国の重要文化財に指定されているそうです。 

 新海()三社神社は、佐久三庄の神、伴野庄・英多神社(安原の諏訪大明神)

平賀庄・長倉神社(沓掛の八幡祀)、大井庄・大伴神社(望月の御嶽大権現)の総社でもあるそうです。

東本社。  向拝木鼻は、木鼻が獣面化しだした初期のものだそうです。

今回のお目当ての一つ、三重塔。   これで、長野県にある11の塔の内、9塔に訪れた事になります。

ここの三重塔は、室町時代に東燐りの神宮寺の一部だそうですが、

明治の廃仏希釈の折には、当社の宝庫と言うことで破壊を免れたそうです。

ここの神宮寺は、川原宿に移されたそうです。

初重は唐様、二、三重は和様の混合で、国の重要文化財に指定されているそうです。

ここの相輪の特徴は、九輪に鐘が付いているのと、水煙が四角であるところだそうです。

高欄の無い縁がめぐらされている。  中央間桟唐戸の入り口。 初重は唐様の扇垂木の軒。 

二層、三層は平行二軒繁垂木。  屋根は杮葺。  ここで、杮葺と桧皮葺の違いを教わりました。

   
絹笠社の奥には東御陵の古墳がみえます。

六地蔵の灯篭がありました、かなり古いものだそうです。 

六十六部廻国供養塔。

全国66ケ所を巡礼して法華経を納める事を職業とした、六十六部という人達が居たそうです。  

天明(江戸中期)の浅間山大噴火にあった人の供養塔かなということでした。 

 ちょっと下った所に弁天堂が有りました。   七福神は兄弟で、父親は大国主命だそうです。 

コナラメリンゴフシ。

欅の大木にムササビの穴がありました。  

引っかき跡も新そうなので、先生が棒で幹を叩いてみましたが、残念ながら、出ては来ませんでした。

コナラメリンゴフシ、ナライガタマバチの虫こぶだそうです。      

 
   
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