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第七十七回自然と歴史探訪佐久の史跡めぐり・龍岡城五稜郭・新海三社神社

新海三社神社。

 

新海三社神社:(旧県社)信濃国佐久郡英多神社

いよいよ梅雨入りも近いのか、今日はコウモリ持参での出発です。

和田峠にさしかかる頃には霧もかなり濃くなってきました。

 道のすっかり良くなつた、笠取峠を超えて臼田町へと向かいます。

 臼田駅を通り、案内板をさがしながら行くと今日の訪問地の一つ龍岡城五稜郭が見えてきます。

 そこを過ぎて、細い街並みをちょっと行くと道の所に大きな鳥居が現れます。

鳥居の所でバスを降りて、鳥居を通り参道を上ります。

 山道にさしかかると、参道を囲む大木に導かれ奥の境内へと向かいます。

 雨も降るし、今日は参拝者がいるのかなと思っていたら、一台のマイクロバスが我々を

追い越して上の駐車場へと上っていきました。

降りてこられた団体さんは、偶然にも諏訪からの方達だそうで、

ここの神様が諏訪の神の子供という事でのお導きかもしれません。

今日は、会員の方の恩師でもる、伴野宮司にご案内いただける事になりました。

拝殿の前に集まり、神社のあらましについてお話していただきました。 

 御祭神は、建御名方命と荒船大明神の子供、興波岐命がここ田口に本拠をかまえて、

佐久の地を開拓したので、古墳時代にこれを祀り神社が出来たのではないかと言うことです。

ちなみに、建御名方命には13人の子供が居られたそうです。

ここの神紋も梶の葉、しかし足は1本でした。

左が西本社。 伯父にあたる出雲の事代主命(恵比寿様)が祀られているそうです。 

 又相殿として源頼朝が参拝の折の沙汰により、

源氏の総帥・応神天皇・誉田別命も祀られているのだそうです。

建物としては、色んな形の白蓮があり珍しいものだそうです。

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