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地獄谷:  

 

回は、地獄谷を散策することになりました。  

 谷へ下る道端には、チングルマやコケモモの赤い紅葉が目に入ります。

あたりは、ガスと吹き上げる噴煙が混じり合って、見晴らしをさえぎります。

途中の道端を流れる小川の温度もかなり高温です。

 

 
ガスの切れ間に一瞬顔を出した地獄谷。 

雷鳥沢: 

雷鳥沢ヒュッテを横目に見て、雷鳥沢の道を一路ミクリガ池の方に引き返します。 

 別山の峰はガスの中で見えませんが、雷鳥沢の紅葉もまた素晴らしい彩でした。

  別山は、立山本峰の別院に当たる山だそうです。 

チングルマの紅葉。

酸化鉄で赤い血の池。      リンドウ池。

阿弥陀ケ原方面もガスの中。 ミクリガ池温泉が近づくあたりで雷鳥のお出迎えがありました。

 

 

シラタマノキ。 

   
   

立山は、平安時代に真言・天台宗系の山岳仏教の信仰の山として開山されたものだそうで、

阿弥陀如来(伊弉諾尊)と不動明王(手力雄命)を祭神とした、神仏混淆の神の山だそうです。 

  ここ室堂の言われとなった、修験者の日本一古い山小屋も、

向こうの光る屋根のあたりに国の重要文化財として残っている様です。 

  今回は、室堂へ戻った所で待望の昼飯と言うことで、

そちらを見るのは次回のお楽しみと言うことになりました。

昼食は、室堂ターミナルにあるレストラン立山さんでいただく事になりました。 

 今日のお薦めは、釜飯です。   まずは、ビールで乾杯。  

 ひと歩きして乾いた喉に染み渡ります。  

 ゆっくりと食事をした所で、今朝上ってきた道を下ります。 

 天候は今一でしたが、そのおかげで雷鳥にも遭えたし、紅葉も十二分に楽しめた一日でした。  

 帰りは、お目当ての道の駅の野菜コーナーも早仕舞いで、買い物ツアーも省略、

バスも順調に進み予定の530分には、無事に帰宅できました。

   
   
 
 

 

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