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関西電力黒部ダム:  

黒部ダムの駅を出て、右にある地中階段を220段上りダム展望台へと向かいます。

展望台で、紅葉の山を背景にまずは記念撮影。  

 上から、ダムの様子を眺めます。   

黒部ダムは、関西地方の電力不足を補うために、関西電力が昭和31年に着工し、

7年の歳月をかけて昭和386月に完成したものだそうです。  

この工事は、幾つかの難工事の場所があり171柱の殉職者が出たとかで、

ダム右岸には殉職者の慰霊碑も造られていました。

 

松田尚之氏の六体の人物像・殉職者慰霊碑。

ダムは、アーチ式ドーム越流型ダムと呼ばれるものだそうで、高さは186mあり国内最大のダムだそうです。

  発電所は下流10Kmの地下150mの所に作られているそうで、最大出力は約34KWあるそうです。   

ダムの放水は、3日前の1015日までだったとか、今日は平日なので、サービス放水もなさそうです。

黒部平:  

次に向かうのは黒部平です。  ダムの堰堤を歩いて、黒部湖駅へと向かいます。 

  空模様は今一で、時おり雪の混じった様な雨が顔にかかります。  

 黒部湖駅からは、ケーブルカーで5分ほど、標高1828mの黒部平へ上ります。

黒部平でしばし休憩。  

その間、外へ出て周りの景色を楽しみます。

黒部平から見上げる山肌は、見事な紅葉に彩られていました。

黒部平からは、ロープウェイで標高2316mの大観峰へと向かいます。 

  眼下に広がる、紅葉の海を見ながら7分間の空中散歩を楽しみます。  

 今日の紅葉は、光がないので、輝きはありませんがしっとりとした渋い紅葉が存分に楽しめました。

   
大観峰:    
   
大観峰に着いて、空模様はいっそう怪しくなってきましたが、しばしの間眼下の紅葉を楽しみます。

黄色いダケカンバ、緑のクロベ、赤いウラジロナナカマドのコントラストが見事です。

しばし見とれる大観峰の紅葉。

黒部湖へ押し寄せる紅葉の波。

紅葉を十分堪能したところで、最後の目的地室堂へと向かいます。 

  室堂へは3kmにわたる立山直下のトンネルをトロリーバスで10分ほどかけて上ります。  

 春の雪の大谷の眺めは、見れませんでしたが、秋の立山はいかがなものかと期待が膨らみます。

立山室堂:    

立山玉殿の湧水で身を清めます。

室堂は生憎のガスの中、身支度を整えて出発です。

標高2450mの室堂ターミナル。

神の台所のミクリガ池も今日はあまり映すものがなさそうです。

1015日に初冠雪があったそうで、そのなごりが所々に残っています。   

   
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