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千国諏訪神社:

午後からは、番所から車道を通って千国諏訪神社へと向かいます。

ここらまで来ると、さすがに諏訪神社にも御柱は有りませんでした。

 薙鎌が8丁奉納されているそうです。

千国街道は神社の裏から又山道へと入ります。

慈眼山減長寺:曹洞宗  

御本尊は千手観音菩薩だそうです。

源長寺は曹洞宗の古刹だそうですが、一時は廃寺となり、明治になってから再興されたものだそうです。

境内に有った、子持ち地蔵。

六角灯篭地蔵。

宮の下石仏群:

源長寺の石段の脇に西国三十三観音がありました。  

 四州百番・回国塔が脇に建っていました。 

回国塔というのは、あまり見かけないそうです。 

 四州とは、西国、秩父、坂東、そして善光寺をさすのだそうです。 

 ここで先生に、馬頭観世音を探しながら、三面・三目・八臂の観音様の説明をしていただきました。 

小谷村郷土館:  

源長寺からは、再度山道となる様ですが、時間が無いのでここからはバスで

一気に下の小谷郷土館までやってきました。   

ここは、明治中期に移築した建物を、昭和48年まで村役場として使われていたものだそうです。 

 建物に入ると、最初に大きな岩が目に入りますが、三本指の小型肉食恐竜足跡化石だそうです。

このあたりは、2億年前の中世ジュラ紀の来馬層群(浅い海、潟、河より出来た)にあたるそうで、

海に棲むクビナガ恐竜の歯の化石も展示されていました。  池原尾沢家地蔵。  

三夜坂:

最後に、ちょっと時間があったので郷土館の先の三夜坂を上がってみることになりました。 

  つづれおりの急な坂道を上がった所に二十三夜塔がありました。  

 月待ちには、十五夜、十七夜、二十二夜等風習がある様ですが、昔の人は願い事をしながら

月の出を待っているとは、なんとも風流なものだと感じられました。

横山先生・自然観察教室。
今回は、色んな生き物に出会う事が出来ました。

カガミソ。 トカゲの子供の事ですかね。ミヤマアカネ(ヨメサマトンボ)

ハラビロカマキリ・雌とメスグロヒョウモン・雄。

諏訪神社のアオダイショウ。

今日は最後まで好天の一日でした。  

 おかげで、自然と歴史の旅を十分堪能出来た一日となりました。  

 帰りは、高瀬川の橋近くにある、青空市場で皆さんお土産の野菜をたっぷりと仕入れての帰宅となりました。

 
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