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寶珠山蓮秀院高山寺:真言宗豊山派  

 

午後最初に訪れたのは、高山寺です。   

大洞高原をちょっと下った所に在りました。   

高山寺は、平安時代に坂上田村麻呂が戦勝祈願のために造ったのが始まりだそうで、

境内にそびえる三重の塔は鎌倉時代に源頼朝の建立によるものだそうです。  

現在残る三重の塔は、元禄時代に木食山居上人によって再建されたものだそうです。 

39回に訪れた若一王子神社の三重の塔も木食山居上人が改修したものだそうで、

このほかにももう一つ上人が手がけた三重の塔があるそうです。  

このほか、境内には本堂、観音堂、薬師堂、鐘楼、仁王門、経蔵兼大師堂と

七堂伽藍がそろって残っています。   

なんで、こんな辺鄙な地にこんな立派なお寺が残っているのか不思議でしたが、

寺の前の道は戸隠道と呼ばれ、かっては越後にぬける重要な街道だったのだそうです。

観音堂(村重文) 山居作の阿弥陀如来像。

観音堂。  このお堂は、近くに有ったお堂を地滑りのため、

木食山居上人が移築したものだそうで中の厨子には、本尊の聖観音像が安置されているそうです。  

(秘仏開帳は八月十日だとか。)   脇持は不動明王と毘沙門天、

周りは山居作の千躰仏像、百番観音像が祀られています。

仁王門にある仁王様。

お堂の裏に回ると、山居作の阿弥陀如来像、百番観音像を拝観できます。

アルプス展望広場:  

 

高山寺をちょっと下った所にアルプス展望広場があります。    

ここからのアルプスの眺めもすばらしく、本日最後の眺めを堪能しました。   

丘の上には、望遠鏡も設置されており、無料で眺められた様で皆さん小川村に感謝しきりでした。

小川村へ下った所で、お目当ての『おやき』屋さんを探します。  

途中JAさんに立ち寄り、教えていただきやっとたどり着きました。  

皆さん、山菜やら、おやきやら、それぞれ今日のお土産をさがしておられました。 

小川村からは、オリンピック道路を一路大町にと向かいます。

大町への分かれ道の角に、もう一箇所予定した中村家がありましたが、

今日は時間切れの通過となりました。   

しばらくいくと、大町スキー場の近くの、シンギョウ蕎麦で有名な蕎麦どころを過ぎて大町へと下ります。  

途中、道の駅で一服し眠気もとれたので、皆さん元気に早春賦の合唱です。  

今日は最後まで、快晴でマリオさんには予定より早く到着できました。

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