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境内に入った所で、虚空蔵堂の説明をして頂ます。 そのすばらしさは、まず見てみるが一番だそうです。

堂内の厨子も同時代(室町)のもので、これも重要文化財に指定されているそうです。  

厨子の中は虚空蔵菩薩。

建物は全体では、和様の建築ですが、一部禅宗様のところも見られます。

自然石の上に立てられた柱。下八角、上丸。  特徴ある鬼瓦。

 

 

 

 

金剛山波羅蜜院霊泉寺:曹洞宗  

霊泉寺大欅は道ぞいの、不明門の脇にありました。   

樹齢は700年とも900年ともいわれているようで、町の天然記念物にも指定されているそうです。

霊泉寺は、創建は平安後期だそうで、建物は明治の火災で不明門を残して全部焼けてしまったそうです。   

本堂入り口の両脇にある窓は、釣鐘をかたどったものだそうで、古いものほど傾斜がきつく出来ているそうです。    

本堂の脇に室町初期のものとされる古いお墓がありました。 

脇には、六地蔵を彫っためずらしい塔もありました。  

今日のお昼は、鹿教湯の温泉街にある『たつみや』さんでいただきました。   

蕎麦やの二階にある大広間に用意していただいてありました。   

暖かいしじみ汁に山菜の天婦羅、それにサラダ等ついてさらに仕上げにお蕎麦が付くという

ボリュームたつぷりの昼食でしたが、結構入るもので全部きつちりといただきました。   

食事の終わった後は皆さん町でお土産の買い物、お饅頭が人気の様でした。

 

 大智山文殊堂:曹洞宗(県宝)

文殊堂は鹿教湯の温泉街から内村川をはさんだ対岸にありました。   

文殊菩薩の住む中国五台山にちなんだとされる五台橋を渡って、急な階段を上ったところに建っていました。   

建物は江戸中期のものだそうで、当時の旅館、地域の有力者達が鹿に変身した文殊菩薩が教えた湯としての、

シンボルとして建立したものだそうです。   

日本三大文殊(丹後の切戸、大和の安部)の一つと言われているそうです。  

文殊堂の前には、立派な六地蔵がならんでいました。  

そこで、江戸時代から流行した、地蔵信仰の話しをしていただきました。   

三途の川を流れてくる人を、ソウヅカババアが、藁でひろい上げ、地蔵様に極楽に行ける様にとたのんだんだそうです。

帰りは、体の悪い人もご利益で上れるようになつたという急坂の階段をおりる事になりました。 

 
 
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