■アナログ レコードプレーヤー風 CDプレーヤーの製作への道のり2

トーンアーム部分が、殆ど完成したので全てのパーツを固定する本体(台)を作り始めます。

▼アナログプレーヤー本体部分加工▼


貰い物の黒ベーク板を利用してアナログプレーヤー本体(台)を作ります。

10mm程度のエンドミル(刃)を使って大雑把に加工します


CDの読取(ピックアップ)部分を埋め込む部分の加工

次にアームを左右に動かすモーターを
埋め込む部分の加工しました。

大雑把に加工しても、
実際にはこんな感じに隠れてしまう予定〜

▼ターンテーブル製作▼

ターンテーブルと言っても、実際にCDと同じ速度で回転すると凄い高速回転になっていまうので、ターンテーブル風です。


CDウォークマンのケースを再利用してターンテーブル風を作ります。
表面のアクリル素材は邪魔なので剥がしました。(そして割れました)

先ずは中心を決める為に、穴あけを・・・


光ピックアップ(読取部分)のサイズに合わせて
ターンテーブル部分を切断してヤスリで研磨。
 


試しに本体と合体させてみると、こんな感じです。
レコードプレーヤー風になってきました。

▼トーンアーム可動部分製作▼


手動でアームを動かした時の感知用スイッチ

遅い回転のギヤーモーターを安くゲット
回転音も静かでアームの左右移動に利用します。

アームが左右に動く時に
軸がプレないように
ハードディスクから取出した
性能の良いベアリングを利用


スイッチや磁石を内蔵させる為に加工中

こんな感じにモーターがアーム横に位置します。


モータとの接触の方法が課題だったりします。


位置確認用のセンサーに利用する
リードスイッチを固定する基板を作ります。


駆動部分の下に隠れるように更に小さく加工

コレがリードスイッチ
磁石が近づくとONになるスイッチです。
(3つの位置を検知します)

▼アームレフトの製作▼

トーンアームを収納する時に固定する部分のパーツを製作します。


黒ベークを使ってフライスで加工


更に棒ヤスリを使って「J」の形に・・・


アーム部分に「パチッ」っと固定できました。

更にアルミの棒を接着して、それらしい形に完成

▼リフターの製作▼

音楽再生の一時停止や、ストップボタンを押した時に、アーム部分が上下に動くようにする為のパーツを作ります。


何かの製作物で余ったガラエポを利用


アームの移動にそったラインに加工


更に棒ヤスリを使って綺麗に仕上げました。


上下する棒に固定する為に補強と穴あけ

コレがアルミ棒で作った上下する棒部分(加工済)


モータの回転部分をヤスリを使って細くします

更に細く削って折れるギリギリまで加工


リフターが下がったのをチェックするスイッチを
本体の底板に固定

スプリングを使ってリフターが
正確に動くように補助させます。

こんな感じにリフター部分に触れるように加工

▼アナログプレーヤー本体部分加工の続き▼


液晶表示部分とスイッチを固定する為の加工をします。


液晶表示の窓部分の加工中〜
この部分は見える部分なので綺麗に加工を・・


こんな感じに長方形の穴が完成


全体的に研磨して仕上がりを確認

▼ウォークマンからの配線取出し▼

制御基板を別途作って再生や停止等の操作をするので、必要な配線をウォークマンから取出します。


高さの関係で邪魔なリモコン端子とDC端子を取り外し


MP3やATRAC等のファイル形式によって
点灯の色が変化するLEDも取り外し


部品や配線を取外した基板
(左が本体の基板・右側がリモコンの基板)

テスターを使って各端子の仕様(動作)を調べて
用紙に書き込み中〜


余っていたガラエポを使って必要な配線を集中させます。

ガラエポのパターンカットに良く利用するアクリルカッター


パターンカットした基板を
ウォークマンのICの上に
両面テープで固定

音声、蓋開閉スイッチや電源、
リモコン信号など14個を取出し


裏側はこんな感じ
音声用のシールドケーブルが見えます。

▼リモコンからの配線取出し▼

リモコンの液晶表示部分や再生・停止・早送り等の操作信号を取出します。


付属していたバックライト搭載の液晶表示付きリモコン
動作チェックも終ったので早速分解します。


ネジを殆ど利用しないでツメで固定されていたので
分解が結構大変でした(写真は分解後)


欲しい部分はコレです。

本体側の基板と同様に欲しい信号を
端子台を作って取出しました。


裏側はこんな感じ
このスペースにELバックライトの基板もあるらしい


本体と接続するリモコンの配線

更に本体とリモコンを配線

最低限の配線で再生動作チェック

特に問題なかったので
全ての動作を制御する基板の製作を開始します。

この作業の続きは「アナログ レコードプレーヤー風 CDプレーヤーの製作への道のり3」で紹介します。

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