■オープンリールデッキ風MP3プレーヤーへの道のり4

まだまだ、作る部品が多いですが・・・ 完成を楽しみにコツコツを作り続けます。

▼10号リール固定用のアダプター製作▼


分解したHDDのステッピングモーターを使います。

余計な部分を分離後に突起物をエンドミルで切削します。


切削後、耐水ペーパーで綺麗にしました。

貫通している穴にFRPを流し込みたいので
養生テープを使って片側を塞ぎます。


どろぉ〜んとFRPを流し込み

カチカチに固まった後に耐水ペーパーで余計な部分を研磨


研磨後、スポっと穴から取出して加工を開始します。

マジックで中心と加工する部分をマークしました。


先ずは、6mmのドリルで穴あけしました。

ここからは、コツコツと手作業で丁寧に棒ヤスリを使って加工


棒ヤスリだけでの加工は大変でしたが綺麗に完成

もう一度同じ穴に戻してここまでの苦労を実感中〜

▼リール部分の固定用、突起物パーツの製作の続き▼

数日前に作った流し込みのFRP仕様の回転部分ではステッピングモーターの軸に触れてしまうので構造上ダメでした。
今度は丸く加工したFRP板を耐衝撃タイプのアロンアルファーで金属と接着して高さを稼ぐことにしました。


ネジ固定用と中心の穴を丁寧に加工


3個の突起物のパーツをネジ止め


更にスプリング入りのパーツを上から固定

回転軸に2個のネジを使ってガッチリ固定


試しに回転させて軸がズレていないか確認

先ほど作った10号風リールアダプターを使ってリール部分を固定

▼テープ走行実験▼

ここまで完成すればテープ走行実験が出来るハズなので、カセットテープを用意して実験してみます。


身近に置いてあったBONカセット60分をリールに巻きます。
実際にはカセットテープが数本必要なリールの大きさです。


右から左にテープを高速で巻いたり巻き戻したり
DCモーターのトルク実験をしています。


テープに負担がないようにボールベアリングの配置を決定中

▼テープ走行系のベアリング取付け部分の製作▼

数日前に3mmネジに2mmのネジ穴製作が成功して今まで困難だった構造が作れるよーになったので
今回も同じ作業で4mmネジに3mmネジを開けたいと思います。


テープ走行用のボールベアリングを固定する為に
上記の4mmネジを使います(1本は既に長さ調整済み)

ネジの中心に2.5mmのドリルで穴あけまでは良かったのですが・・
3mmタップで作業をしていたら、寸法ギリギリだったようでダメでした。


新しいネジを用意して今度は2mmドリルで穴あけ

次に2.5mmのタップでネジ穴を作りました。


+ドライバを使ってタップが折れないように丁寧にネジ穴作りを・・

こんな感じにネジの内部にネジ穴が出来上がりました。


スペーサーを使ってボールベアリング位置を高く設定

更にボールベアリングを取付けるので黒ベーク板で枠を作ります。


正確に切削加工と穴あけの位置決めを・・・

全体的に薄くしたいので大きいエンドミルで加工中


まだまだ完成しません、ここからは手作業です。

4mmタップを使ってネジ穴を作ります。


左右にボールベアリングを仮固定して研磨位置を確認します。

ボールベアリングの形に合わせて角を削ります。


今まで作ったパーツを合体させて高さ確認をします。

カセットテープが正確に触れているか調整中

この続きは「オープンリールデッキ風MP3プレーヤーへの道のり5」で紹介します。

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