■NEC PC-VW900EH ジャンク品の活用への道のり3

▼電源部分▼

元々、パソコンに入っていたスイッチング電源は電解コンデンサが既に怪しかったので利用せず、
別途、24Vと12V・5Vのスイッチング電源を用意することにしました。


コレはNECのパソコンに入っていた電源

コネクター部分は再利用したかったのですが、無理でした。


電源系は全てこの箱に入れます。

メイン電源スイッチを横に取付けしました。


壊れた外付けHDDケースからゲットした12V/5V電源です。
12Vや5Vは、各電圧共に1A程度あれば大丈夫のようです。

バックライトシステムだけでも24V/3.5A消費するらしいので
omron S8VM-10024CD(24V/4.5A)を用意しました。


圧着端子を使って数本のケーブルを1つにします。

100V入力はパソコンで定番な端子にしておきます。


樹脂ケースに100V入力端子を取付けて配線は完成です。

結構、ピッタリなケースを購入したようで、放熱が心配です。


液晶モニタースタンドの棒に電源BOXを固定出来るように加工

スイッチング電源の放熱が心配なので
電源BOXのフタは付属のアルミ板は使用せずに
穴の開いた素材を使います。


電源BOXのサイズに合わせてカットしました。

付属のネジを使ってカバーします。


100V電源入力は下に位置します。

こんな感じに電源を固定して完成!!

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▼モニターの完成▼

途中まで何に使うか目的がなく作っていたのですが、メインのテレビがプラズマテレビでゲームを遊ぶと画面の焼付きが心配で
長時間同じ画面を表示させることが出来なかったので、今回作ったモニターをゲーム機専用モニターとして使うことにします。


普通の32型TVのようなデザインになりました。

見た目が悪い裏面ですが・・・ 通常では見えないので気にしないことにします。

 液晶の画質と輝度にはそれなりに満足ですが、入力周波数が切替わる度に音量がリセットされて「中」になってしまうのが不満です。
これは電源回路を変更すれば改善は可能ですが、電源のON/OFF時でも音量がリセットされてしまうのは
購入したAMP基板の仕様上変更が無理なので、もう少し良さそうなアンプが見つかったら交換する予定です。

ここまでの自己満足度★★☆☆☆ 製作費用19,000円くらい

ただ、この状態では、RGBのみの入力でゲーム専用モニターとしても実用的ではないので後日スキャンコンバータを購入しました。


購入したのは、マイコンソフト「XRGB-3」です。

入力が豊富で殆どのゲーム機が接続できます。

ファームウェアVer2.10から1360x768サイズのモニターに対応したようなので早速購入したみたものの、ASUS VW161の基板(モニター)とは相性が悪く
モニターと、スキャンコンバーターを何度調整をしても、右側に画面がズレてしまいました。(ファームウェアがベータ版なので仕方がないですかね)
1280x768以下の出力解像度に設定するとフルスクリーンでズレることなく表示するのですが、モニター側が1360x768又は1366x768の入力以外は
ドットbyドット表示をしない仕様のようなので1280x768以下を入力するとボケボケの表示画面になってしまいました。←妥協できる範囲外の画質でした。
XRGB-3を新品で購入したものの残念ながら(私には)実用的ではなく、ファームウェアのバージョンアップを待っていても対応する保証もないので、
価値が下がる前に友人に売ってしまいました。(後日ファームウェアがアップして対応するようなら、再度購入する予定です)

このままでは液晶モニターが活用できないので、aitendoさんで販売している
「スーパーRGBとらんすくん[RGB-YPbPr2VGA]」を購入してみました。

XRGB-3を購入する前にRGB-YPbPr2VGAと比較検討して、安物買いの銭失いになっては・・と、思って
XRGB-3を購入したのですが、今回は逆目に出てしまうとは・・・  後日、作業の続きをします。

続きの作業は「NEC PC-VW900EH ジャンク品の活用への道のり4」で紹介します。

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