■コムリンクが手元に戻ってきました■ 2010.07.19

コムリンクを貸し出しをして1年半後にやっと手元に戻ってきました。
(電話では分解されているとのことでしたが、組み上がった状態で届きました)


1年半ぶりで「コムリンク」と会えました。

一応、充電も可能のようです。

早速、コムリンクの各動作チェックをしました。

コムリンク側の送信回路を使ってトランザムのドア開閉、トランクオープン等、問題ありませんでした。

コムリンク側の時計機能は、バッテリー切れの為、充電後チェックしましたが時間表示しました。

非接点充電台は分解した形跡もなく、LED点灯、充電回路など、問題がありませんでした。


シルク印刷の剥がれは許容範囲、この部分は覚悟して渡してました。

AMラジオ用、ツマミ部分から変なベタベタしたモノが見えます。

接着剤で固定されているハズのツマミが簡単に取れました。
取れた後から更にベタベタしたモノが大量に出てきました。

気になったので、コムリンクを分解したら・・・
更に内部も同様のベタベタな状態になっていました。

時計基板を取外した下からもベタベタなモノが・・

スイッチ部分の穴など、見覚えの無いベタベタ状態です。

一番重要なコムリンク送信基板は大丈夫でした。
充電電池の液漏れもなく正常でした。 ただ・・・

時計分解時に誤って接点を取ってしまったようで、ハンダ付けの修正後があります。
それも間違った場所にハンダ付けされているので、これは絶対に分解した証拠ですね。
(この状態だと時間設定が出来ない配線になっています)

内部の接点部分を間違ってハンダ付けしてあることから、勝手にコムリンクを分解して内部を見たようです。

型取りをしようと思ったのか、コムリンクの外側、内側共に、ベタベタした素材が付着していて、このままでは汚くて使いたくない状態でした。

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▼コムリンク復活への道のり▼ 2010.08.01

スイッチやケースに付着したベタベタした素材を洗浄したあとに、再度表面を再塗装して、
透明なパネルを再製作して、シルク印刷をしてAMラジオツマミ用シールを貼り付ける作業が待っています。


先ずはベタヘダを何とかします。

時計の基板を外して洗浄します。

思った以上に面倒な作業です。


ツマミ裏側は洗浄と研磨をしてます。

シルク印刷した部分は再利用不可なので、再度印刷作業します。


押しボタンの部分までベタヘダしています。

写真では見えませんが隙間にベタベタした素材が入っていて不愉快です。


歯ブラシと洗浄液(2種類)を使ってコツコツと洗浄除去作業をしました。
狭い部分は楊枝を使ったりして結構時間を費やしました。

時計基板、押ボタンど全ての洗浄が完了
ただ、送信基板側のハンダ修正はまだ終わっていません。


こんな感じに元の状態になりました。

表面は洗浄したことで塗装が剥がれてボロボロです。

今後、返却されたコムンクは腕時計(時間表示のみの機能)として修理の続きをしたいと思います。

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今回 、NEW コムリンク を製作するきっかけとなった事件に関して、MGSと当事者の間で示談が成立する運びとなりました。
本来、ご心配いただいた皆様に対して詳細な経緯の説明をするべきだと考えていたのですが、
示談の成立を受け、現在以上の情報公開は差し控えさせていただく事といたしました。

皆様には大変ご心配をお掛けして申し訳ありませんでした。また、数々の励ましのお言葉、本当にありがとうございました。
皆様のお言葉を励みに、これからも製作活動を続けていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。 2010/10/13 MGS

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 新たに「NEWコムリンク」の製作を開始しています。作業工程はコチラをご覧ください。

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