■コントロールユニット(セキュリティ機能も含む)の製作

この部分は、今まで作った「デジタルパネル」や、「キーレスユニット」「3Dアナライザー」「電源制御基板」などなど、全ての基板を連動させる為のBOXです。
ボイス発声や効果音のコントロールもさせるので、この部分が変な動作をすると「K.I.T.T.が壊れた」症状になります。
今まで完成度グラフが50%だったのも、この部分が本当に大変な作業になりそーなので50%のままでした。(コレが完成すれば難しい工程は今後なくなります)

やっと、ダッシュボードのデジタルパネルが殆ど完成したので、制御基板とボイス発声基板の製作を再開することに・・・

 
「その他、細かい作業の紹介4」の工程でも、ちょこっと紹介していましたが・・
基板を作ったのが2004年だったので2年経ってやっと着手出来るよーになりました。

この部分はパーツが少ないものの、
パソコンで苦労して作ったプログラムが大量に書き込まれています。

 


偽コンピュータの裏側に基板は固定されていて、
動作に不具合があれば簡単に変更できるようにします。

セキュリティの関係で、もう1枚の基板はお見せしたくないので・・

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パソコンで動作タイミングを何度も調整して、間違って誤動作しないように
何度も修正と追加をして実験しました。(まだ未完成)

数字の羅列ですが、この数字と照らし合せながら
効果音などのタイミングを制御します。

K.I.T.T.の音声発声も劇中のシーン似たイベントで
動作するように工夫してあります。

実際の走行中に実験をしていないので
本当に動くのか何とも言えませんが・・・

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■■初公開!!■■
全ての動作は紹介しきれませんが、どんな感じに「効果音」や「K.I.T.T.」が喋ったりするか一部紹介します。

(セリフはあくまで現在段階で設定してある言葉です。後日DVDソフトを見直して変更することがあります)

▼どんな時に動作するか、又はスイッチを押した時▼ ▼効果音・K.I.T.T.の発声パターン▼
クリックすると効果音かK.I.T.T.の声が途中まで聞けます(Wav 8KHz MONO)
デジタルパネル「POWER」ボタンを押すと→ デジタルパネル起動PCM音「ピッピッピッ・・」 
ナイト2000のエンジンを止めた場合→ デジタルパネル終了PCM音
一定のスピード以上の加速をした場合→ デジタルスピード計が「カタカタカタカタ・・」PCM音
走行中にオービスを見つけた場合→ 100m先で交通取締まりをしています(K.I.T.T.の声)
上記の条件で更にスピードが速すぎる場合→ 制限速度いっぱいです(K.I.T.T.の声)
2時間程度、連続走行してからエンジンを止めた場合→ マイケル、お疲れ様です(K.I.T.T.の声)
エンジン停止から再起動(エンジン起動)する間隔が
1週間以上経ってエンジン起動した場合→
(他に1時間・9時間・3日間などのパターンも用意)
あなたにお会いできて光栄です(K.I.T.T.の声)

車内のボイス発声基板やセキュリティBOXを開けようとすると→

製造番号AD227529。要求を却下。私への侵入は禁じられている(K.I.T.T.の声)
キーロック時にドアノブを触ると(一定の条件を満たすと)→ 勝手にドアに触らないでください。(K.I.T.T.の声)
ターボブーストボタンを押すと→ ターボージャンプはしませんが、PCM音で効果音が出ます。
オートクルーズボタンを押すと→ PCM効果音+「運転は私にまかせて(K.I.T.T.の声)」
ある一定の条件で走行中に振動が繰返し加わると→ どーもこーもねーよ、マイキー(K.I.T.T.の声)
ナイト2000(トランザム)のガソリンが減ってくると→ マイケル、(中略) ガソリンの残量があと僅かしかありません(K.I.T.T.の声)
コムリンクでキー解除・ロックをすると→ フォンフォン(ナイトフラッシャー音)
他にも・・・、3Dアナライザー・自動現金支払装置・モニター画面切替などもPCMで効果音があります。
K.I.T.T.の発声パータンは
「さぁ、Cりません」「お願いですから ターボブーストスイッチだけは押さないでくださいね」「録画開始しました」「早く乗ってください」「はい、マイケル」
「私はナイトインダストリー2000、通称キットと呼ばれています。どうぞヨロシク」「マイケル、デボンさんです。」「スキャナーの感度を最大にします」他、
(予定では60パターン程度x2ヶ国語を予定)
設定ボタンで「英語モード」と「サイレントモード(K.I.T.T.が喋らない効果音のみ)」も選択できます。
K.I.T.T.の喋りがうるさい場合は、発声中でも劇中と同様にオーバーヘッドコンソールのボタンを適当に押すと喋らなくなる工夫もしてあります。
実際の音質は、サンプリング周波44.1KHz〜48KHzのモノラル音声で収録しています
ちなみに・・・、TMR氏が製作予定だった「ワイフレ君」は完成の見込みが一切ないので
今の回路ではワイヤーフレーム動画がモニターに映る仕組みにはなっていません。
音声認識回路は自作が困難なので一切搭載していません、又、市販品の音声認識だと応答までの間があって嫌なのと、
認識させる為にスイッチを押すなど、キットとの会話らしくないので、今のところは搭載予定はありません。
多分、もっと先の時代になれば良い方法が見つかると思うので、今回の自動発声装置のみとします。

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▼セキュリティBOXの製作▼

コンピュータ風BOX」と製作物は同じなので、ダブって紹介している部分がありますが、
このページでは特にセキュリティ&ボイス発声回路に関係ある部分の製作を紹介します。


コンピュータ風BOX(偽PC)部分が完成したので
ボイス発声用のスイッチ取付け穴の加工を開始・・・

今回、スイッチを固定する為に
何かから取外したフタを利用しました。


デジパネ系からの双方向信号用コネクターに使用

コネクターをケースにネジ止め

劇中と同様にカラーバージョンのフラットケーブルを使って
デジタルパネルのインターフェイス基板に接続しました。


フタを開けるとK.I.T.Tが警告する為の
マイクロスイッチを取付け
 

 

 


セキュリティBOXを横から見るとこんな感じです。

このフタを開けると・・ 「日本語・英語」切替えスイッチや
「サイレントモード」などのスイッチ等が隠されています。
他にも内緒の機能があったりします。


偽コンピュータ部分と違って全てが重要な配線です。
1本づつ間違いがないように仕様書に書込みをしながら製作しました。
紹介は一枚の写真のみですが、3日間以上は費やしています。

コネクターの固定と配線が終わったので、偽コンピュータ基板を
上にネジ止めして、この部分の配線作業は完了!!

これで、コントロール制御基板部分は完成

あとは各イベントごとに何を喋るのかを
デジパネ完成後に最終決定すれば本当に完成!!

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