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ウッドホーンの製作−1 この高音用ドライバーUT−045Beは 金属製のケースとホーンが一体となった製品です。 画像はケースからドライバーだけを取り出した状態です。 端子/ホーンスロート接合部/取付ネジ構造も 汎用品の様に扱い易くは出来ていません。 先ずはホーンとドライバーの取付方法の検討と ドライバーとホーンの音道をどの様に 接続えるのかを検討します。 |
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ウッドホーンの製作−2 このホーンは上下の唇(天板と底板)を 重ね合わせた構造とします。 ホーンの材質であるハードメープルの繊維方向と 音道の方向は同じにします。 仕様から最低再生周波数は16KHzです。 このホーンのカットオフ周波数は数KHz迄延びますので ホーンによって低域側の帯域を広める必要は無く、 指向性の確保に留意すれば良い事がわかります。 無垢材ブロックからの削り出しですから ホーン鳴きも金属臭からも解放されます。 |
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ウッドホーンの製作−3 塗装を残して完成したホーン背面の様子。 ドライバーとホーン開口部の位置合わせと 隙間を無くして音道の乱れを無くす為に 中央にリング状の突起を設けています。 ドライバーの取付は真鍮のスペーサーで 高さを調整して行います。 |
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ウッドホーンの製作−4 完成して大型中域ホーンに載せた様子です。 指向特性と再生周波数特性は オリジナルの金属ケース+ホーンとの 遜色はありません。 |
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ウッドホーンの製作−5 ドライバーユニットを取り付けた様子。 汎用品ではありませんので接続端子も ご覧の様ですのでオーナー様が 工夫して接続するとの事です。 音質の評価は後程報告させていただきます。 |