元表統領 『ほんあづま』誌の八島教学は
異端でも異説でもないと正式に発言


 1991年5月30日、東京地方裁判所において、元天理教表統領清水国雄氏が「八島英雄氏が主張する教説、いわゆる八島教学について真柱が、異端とか、異説とか、異安心と裁定したことはないし、意見を述べたこともない。また、天理教及び天理教教会本部の正式機関では、八島教学が異端とか、異説とか、いかなる判定も下したことはない」と証言した。
 参考までに尋問調書(裁判所の公式記録)を記載します。
 岡田弁護士「八島さんが色々と天理教教学に関わる文章を書いたり、喋ったりしているのですが、この問題について真柱が何らかの、八島教学という言葉を使いますが、八島教学は異端であるとか、異説であるとか、異安心という言葉もありますが、そういう裁定をしたという事実はありますか」
 清水表統領「ありません」
 岡田「まったくない」
 清水「ない」
 岡田「意見を述べたこともない」
 清水「ない」
 岡田「真柱以外で天理教の、あるいは、天理教教会本部なりで、八島教学について異端とか、異説とかという決定というか、判定をしたというような事実がありますか。正式機関で」
 清水「ありません」
 岡田「ないのですか」
 清水「そうです」
 岡田「前回あなたがフランス語の教授をしている飯田照明さんという、哲学だそうですが、この方がガリ版刷りのようなものを出したことがあると言いましたね」
 清水「言いました」
 岡田「その時よくお聞きしなかったのですが、飯田さんが個人的に、もちろん、何か書いたわけですね。これはいつの頃の話なのですか」
 清水「私が表統領になる前です」
 岡田「あなたが表統領になるより前の話ですか」
 清水「と思います」
 岡田「あなたが表統領になられたのは昭和52年11月。それより前ということですね」
 清水「そう思います」
 岡田「永尾廣海さんからあなた宛ての手紙というのもありましたね。それもふるいことですか」
 清水「私が表統領になってから。昭和52、3年です」
 岡田「そうすると、天理教の正規の機関では裁定したところはないし、個人からのも古い形のものですね」

 (【注】別のところで、清水氏が「青年会が批判文章を出したことがあるが」と言ったことに対して、岡田氏が「天理教青年会は教団の正式機関ではないでしょう」と言い、清水氏が「そうです」と答えている)