日本三大奇祭 七年に一度の御柱祭 2004/04/03 (土)

 七年に一度 申年と寅年に行われる日本三大奇祭 諏訪大社の“御柱祭”
 下社・上社 それぞれで行われます。 (上社:4月2日ー4月4日)

 私の地区担当は上社 抽選で前宮三の御柱を曳く事になりました。
 七年に一度という事で諏訪地区が男性が大工さんが燃えます^^; 

 実は、私はお嫁に来た翌年が初めての御柱でした。4回目を迎えた今でも
 忘れない当時の私の感想・・・^^; 今だから言える感想 時効だから(笑)

   『なにもこんな時代に そんな原始的な事わざわざしなくても・・・・^^;』
   『いったい 何がおもしろいのかしら・・・^^;』
   『ついていけないわ・・・^^;』

 今振り返ると そんな恐ろしい感想もっていた私でした^^;  

 そして二度目の御柱祭 次男が産まれて私は病院の中・・・ 退院しても
 御柱どころではなかったのでしょうか^^; 何も思い出せません(苦笑)

 子供達もある程度成長した三回目、義母さん連れて初めて木落し見に行きま
 した。木落し坂の真ん前 線路はさんでフェンス越しに主人達担当の木落し
 見ました。なぜか熱い物がこみ上げてきて涙腺壊れてしまったの今も覚えて
 います。

 そしてそして 今回の四回目・・・
 次男も子供木遣りとして参加する事になりました。今回は見る方でなく参加
 する御柱祭です。一年前から木遣りの練習 法被とか小物の準備・・・
 寝ても覚めても御柱おんばしら・・・ そんな感じでしたが、泣き言言いたくなる
 時間も何回もありましたが こんな形で参加できる事 見方変えればある意味
 とてもラッキーな事でした。

 主人はメドとメドの間の小梃子担当 次男は子供木遣り 私と娘は付き添い
 山出し2日目からの参加でしたが 初日の雨も上がり少し肌寒さありながらも
 快晴♪ 気持ちのいい里曳きが出来ました。最後最終日はまたまたお天気が
 崩れ朝から雨… 見せ場の木落しの頃には雨がみぞれになり 最後の川越し
 では季節はずれの雪に変わりました。

 お天気は大荒れでしたが 三日間で約46万人に見守られ無事川越しまで
 終えた8本の御柱 いま宮川の御柱屋敷に安置され5月2日からの里曳きを
 静かに待ちます。

 写真は木落しの瞬間です。雨にも負けず人にも負けずシャッター押しましたが
 これが限界でした(笑) 

 みんなで力を合わせてひとつの事をやり遂げる・・・
 人の力だけで巨大なモミの木を動かす。勇壮・豪快・緊張・真剣・度胸と言う
 いくつもの言葉が似合うお祭り・・・ 同じ目的に向かい みんながひとつに
 なる事の素晴らしさ 御柱祭4回目にしてやっとわかったような気がします^^;