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パカパカ塾 (設立趣旨書)

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2002年 6月23日版

■ 設立趣旨書

1. 趣旨
私たちの生活は、物質的な豊かさで優に世界的水準を越えたと言われて久しい。
しかし、戦後50余年の間にこれと引きかえに、私たちが父母や祖父母から受け継いできた筈の「心の豊かさ」、「人や動物に対するやさしさ」、「我慢のしどころ」など、社会において必要なことが年々失われてきており、これは、年配層よりも若い世代に顕著に感じられる。

親たちは、物質的な豊かさを得る為に共稼ぎを余儀なくされ、その分、子どもたちの面倒を見たり、話をする時間が減っている。
一方、子どもたちは、学習塾を始めとして、テレビ・ファミコン等の生活にドップリ浸かり、かつてよく見られた外に出て喚声を上げて遊ぶ姿はほとんど見られなくなっている。
豊かな田畑を有するこの箕輪の地でも機械化が進み、家族ぐるみの農業が少なくなると同時に子どもたちの出番はほとんどなくなり、子どもたちが土や家畜に対して無縁のものになろうとしている。
このことは、"ふるさと喪失"につながっているのではないか。失われつつあるふるさととは、子どもたちから心の基盤、ゆとり、安定等を奪うと同時に、将来への不安を募らせているのではないだろうか。

ここ1〜2年の間に発生した少年が絡んだ凶悪事件の報道を聞くにつけ、私たち大人の責任を痛感させられます。私たちのできることから手を携えて、子どもたちの心にゆとりを取り戻してやりたいと思わずにはいられません。
かつて、一家総出で従事した農作業は、終日単調な作業の連続でありましたが、この中で「辛抱することの大切さ」、「作物の成長と収穫の喜び」、「自然の厳しさと対処の仕方」、「感謝の心」など自然に身につけたものは、他に比べようもなく大きなものであったことを想起したい。
現代の子どもたちは、大地に触れ、馬、牛等と親しむ機会も、身体を動かせて額に汗する機会も少なくなっている。私たちは、まずこの子どもたちに大地や馬などに触れることから始めていきたいと考えています。
それも一時的、部分的なものではなく、常に触れられる、触れなければならない機会を設けていくことが肝要であると思います。
パカパカ塾の代表者である春日塾長は、伊那小学校や箕輪中部小学校で、子どもたちと一緒にポニーを飼育し、草刈、馬小屋作り、小屋の清掃、運動、乗馬などの一連の活動を通じて『働く意欲と喜び』、『根気』、『動物への愛情』、『友情』、『思いやりの心』、『共同生活への積極的参加』等を自然に身につけさせ大きな成果を上げています。
また、子どもたちはポニー飼育から『一時たりとも目が離せないこと』、『世話がついてまわること』、『尽くせば尽すほどお互いに通じ合えること』等を学びました。
以上のような考えや体験から、ポニー牧場を開き大勢の賛同者を広く得るなかで、地道にポニーの飼育活動等を展開していけば、必ず子どもたちの心のなかに『働くことの喜び』、『動物への愛->人への思いやりの心』、『通じ合えた喜び』などを呼び起こすことができるのではないか。子どもたちが成長し自立していくうえで、少しでも役に立つことができるのではないかと考え ポニー牧場伊那ハーレンバレーパカパカ塾として設立することを考えた次第です。

この趣旨に賛同され、ご一緒に活動に参加されることを心よりお願い申し上げます。

入会金 5.000円
年会費 12.000円 (月 1.000円)

NPO(特定非営利活動法人)

長野県上伊那郡箕輪町大字中箕輪字一の宮16262番地1
伊那ハーレンバレーパカパカ塾
理事長 春日 幸雄

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