函館と土方歳三

函館山山腹にある碧血碑

函館山の山腹にある。函館戦争は、新政府軍の制圧により決着したが、戦争で敗れ戦死した旧幕府軍の屍は放置されたままだった。当地の侠客・柳川熊吉は「死んだら敵も味方もない」との男気で、旧幕府軍の死者の弔いをしたという。今では、この碑に多くの観光客がわざわざ訪れている。この半面、新政府軍側の戦死者を弔った護国神社の墓所を訪れる人は少ない。「敵も味方もない」との言葉を借りるなら、ぜひとも両方訪れていただきたいものである。

碧血碑 函館市電谷地頭駅より徒歩15分

 

護国神社墓所 函館市電宝来町駅より徒歩10分

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