酒仙もどきの面白秘話 「大阪の酒場でヤラレタ」 大阪市某所

大阪は酒飲み天国です。さまざまなまちで立ち飲みや激安酒場を見かけることができ、しかも酒場が集まっているところでは朝から営業しておっちゃんたちがうまそうに酒を飲んでいます。東京都内でもなかなかこういう地域にはおめにかかれないので、大阪は呑んべえの私にとって天国のようなところ。しかし、大阪市内のある飲食店街にある酒場に入って、久しぶりにむかつくできごとに遭遇しました。
この店は立ち飲みでお客さんもびっしりと入っていましたが、何とかその一角を空けてもらって潜入。そして店員に瓶ビールを頼み、さらに目の前にある惣菜をひとつ温めてもらうように頼みました。ここまではどこの飲み屋でも同じようなパターンです。さっさと注文し、さっと出てくるのが大阪の飲み屋のいいところだと常々思っていたのですが・・・
待てどもあて(惣菜)が全然出てこないのには首を傾げました。店も忙しそうで声かけるのも悪いし、隣の兄さんも「ちっとも出てきませんね」と心配してくれるし。しかたないので先の注文は忘れて、もう一品注文したんですが、これまた出してくれる気配なし。あきれ果てた頃、最初に注文した惣菜を「これ誰?」と店員が声かけ、自分と気づいたときに「こりゃヤラレタ」と苦笑。店員にもう一品もちっとも出てこないと文句を言い、捨て台詞「もうちょっとしっかりしいや!」と叫んでいました(苦笑) |