送信者: Takagi-shimosuwa <Haruru@swm.root.or.jp>
件名 : 後からつべこべ言ってもキリがないけど・・・(99コパアメリカグループリーグ、ボリビア戦観戦記)
日時 : 1999年7月6日 10:59

Result:1−1(得点者:呂比須)

メンバー:楢崎、秋田、井原、森岡、伊東、服部、名波(→三浦淳)、望月、藤田(→奥)、岡野(→城)、呂比須


さて、コパアメリカの予選3試合が終わりました。
招待国、日本は勝ち点1だけ獲得して帰国。
まあ、予想通りとはいえ、もうちょっとなんか光るプレーを見たかったなあ、っていうのが正直な感想です。

相手はみんな格上。
ボリビアはやはり上。
予選3試合の相手の中では一番劣るというだけ。
前半を見ても、ファールでなければ中盤を抑えられないのが、与えたフリーキックの数でも明白だった。(日本の1に対して、ボリビアは7ぐらいあった。)
中盤のパスはつながる、かと思えばドリブルで切れ込まれる。結果、ファール。(←フリーキック与える)
0点に抑えたのは上出来だっただろう。

そして今日やっと先発で起用された岡野。
結構期待してたのに、相変わらずプレーが雑。そんな印象。
かといって、裏への飛び出しもないし、もっと「あっ」と言わせて欲しいのに。
ふがいなかったなあ。呂比須はきれてたのに。

試合はと言えば、前半終了間際、藤田へのファールで相手が一人退場になり、これで流れは日本!と思ったんだけど。
後半開始から暫くは日本ペース。
服部−テル−望月という「東海3列目ライン」が良く機能して、両サイドからの崩しも見られ、いい感じだった。
でも2列目の名波が今日はいまいち。どうも下がり気味だし、精彩も欠いていた。
とはいえ、このままで行けば、待望の流れの中での得点も、と思っていた矢先。
ペナルティーエリアすぐ外のフリーキックをついに決められ、1点のビハインドを背負ってしまった。
数的優位に立っていても中盤をいまいち支配できないのは、これは問題だと思う。そこまでレベルの差はないと思うし。組織の力の見せ所のはずなんだけど・・・。

とはいえ、それでもまだ数的有利。
今日は珍しく前半で交代枠を使わなかったトルシエも、城と奥を投入。(この人選にはちと疑問だが・・・。)
いい形も出てきて、そしてついに奥がPKをGET。それを呂比須が落ち着いて決めてついに同点。
でも流れの中ではなかったんだなあ。
残念ながら。

その後も、いい形をお互い作りながら、どうも決定力がなく、でも最後に猛攻。と思った終了ちょっと前。
井原が遅延行為で二枚目のイエロー。これはいただけなかった。
フリーキックの蹴る先を決めかねていたのだが、それでイエローとは。霧は濃かったが、でもキャプテンのすることではないかな。厳しいけど。
ロスタイムに、呂比須−望月のグランパスホットライン。またテルのセンターライン付近からエリアまで持っていってシュートまでつなげたドリブル(「中盤のダイナモ」という言葉があったのを思い出した)と、見せ場もあったが、点にはつながらず、また相手の再三のフリーキックも楢崎のファインセーブなどもあり、結局1−1で終了。そんな試合でした。

今日一番光っていたのはテル。良かったよ。足下強いし、何より自分で持ち込める。稲本も将来こういうボランチになって欲しいな。と思ったよ。ボランチのポジションは当確でしょう。

今回のコパアメリカ、それでも経験という意味では大きいと思う。
先輩国たちの試合巧者ぶり、戦い方。これをこれからに生かしてもらいたい。
あとは、フラットスリー。果たしてこのままで良いのか?ちと危なっかしい感じもある。
そして、フォワード陣。誰かいないのかなあ。久保とか使って欲しいな。やっぱ。
この辺はまた意見待ってます。

そう。小野が全治3ヶ月だって。困ったね。
こうなったら、2列目で稲本だ。
なんちゃって。でも小野、早くなおしてね。

では。朝からサッカー優雅に観戦した、タカギッチでした。またね。